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K.ワイル (中橋愛生)/Gr.3.5/8:00

豪華な三文音楽~クルト・ワイル「三文オペラ」による/K.ワイル(中橋愛生)【吹奏楽ライセンス楽譜】

在庫
在庫あり
商品コード
YDAW-E01
メーカー
ブレーンミュージック / Brain Music
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■ライセンス楽譜について■
弊社「ライセンス楽譜」は、該当作品の「年間演奏ライセンス」を購入いただくスタイルの楽譜です。


この「ライセンス楽譜」をご購入のお客様には《楽譜(スコア+パート譜セット)》と《演奏許諾書》をお送りいたします。《演奏許諾書》により定められた期間内(※1年間)は、自由に演奏していただけます。


「ライセンス楽譜」の楽譜は返却不要です。ただし、《演奏許諾書》記載の許諾期間が終了した後は、公の場での演奏はできませんのでご注意ください。許諾期間終了後に、再演をご希望の場合は、新たに「年間演奏ライセンス」をご購入ください。


(1)「年間演奏ライセンス」お申し込みについて
弊社ネットショップから、または、専用のFAX申込用紙でお申し込みください。

(2)「年間演奏ライセンス」料のお支払いについて
ネットショップからお申し込みの場合は、「コンビニ決済(前払い)」、「代金引換(配達時にお支払い)」、「クレジット決済」からお選びいただけます。
FAXでお申し込みの場合には、「代金引換(配達時にお支払い)」のみでのお支払いとなります。

(3)「年間演奏ライセンス」の有効期間について
出荷日より1年間です。(※《演奏許諾書》に明記されます。)

(4)《演奏許諾書》について
《演奏許諾書》は楽譜出荷時に1枚同封いたします。演奏ライセンスの契約内容を記載した重要書類です。再発行は致しませんので、紛失しないようご注意ください。コンクール等へご出場の際は、この《演奏許諾書》をコピーしてご提出ください。

(5)演奏や録音等に関する著作物使用料について
日本音楽著作権協会(JASRAC)等の著作権管理団体が徴収いたします。演奏や録音等の際には楽曲名・作曲者名(編曲作品の場合は編曲者名を含む)・出版社名を日本音楽著作権協会等にお届けいただき、所定の著作物使用料をお支払いください。コンサート等のプログラム・パンフレットには、必ず楽曲名・作曲者名(編曲作品の場合は、必ず編曲者名を含む)の記載をお願いいたします。

(6)無断複製の禁止
楽譜の無断複製(コピー等、方法の如何を問わず)は、著作権法で禁じられております。ただし、演奏者数の都合により、パート譜の補充が必要な場合に限り、必要部数のコピーを認めます。また、コンテスト等の審査用にスコアをコピーして提出することは認めます。

(7)第三者の使用禁止
《演奏許諾書》に記載された演奏団体以外の第三者が、該当楽譜を演奏することはできません。万一、他の団体によって演奏された場合は、全ての楽譜を没収させていただき、ライセンスご契約者様(団体)及び、不正に楽譜を使用された団体に対し損害賠償を請求いたします。
(*)料金・サービス内容は諸事情により予告なく変更になる場合があります。 あらかじめご了承ください。


この楽譜は返却不要です


■許諾期間終了後に再演ご希望の場合■

① 楽譜をお持ちの場合は、再演用ライセンスがご利用いただけます。


再演用|年間ライセンス料 
吹奏楽作品(商品コードYD〇〇) 一律 16,500円(税込)
アンサンブル作品(商品コードYDQ〇〇) 一律 11,000円(税込)
ブラスバンド作品(商品コードYE〇〇) 一律 11,000円(税込)


再演用ライセンスは初回購入の演奏者(団体)にしか付与できません。

お申し込みの際には初回購入時のライセンスコード(演奏許諾書・スコア表紙に記載されています)が必要です。

ご利用方法、お申込みは下記ブレーン・オンラインショップへ


②楽譜をお持ちでない場合(紛失含む)は、新規で「年間ライセンス」(楽譜セットつき)が必要です。

¥44,000(税込)
税抜 ¥40,000
数量
-+

宅配スコア閲覧

宅配スコア閲覧:豪華な三文音楽~クルト・ワイル「三文オペラ」による

¥1,100(税込)
税抜 ¥1,000

♪詳細情報♪

作曲:クルト・ワイル(Kurt Weill)
編曲:中橋愛生(Yoshio Nakahashi)
演奏時間:8分00秒 (約)
グレード:3.5
主なソロパート: Picc. / Fl. / Ob. / B♭Cl. / S.Sax. / A.Sax. / Trp. / Trb. / Euph.
編成:吹奏楽

▼楽器編成▼

Piccolo (1 player~)
Flute (3 players~)
Oboe (1 player~)
Bassoon (1 player~)
Contrabassoon (opt.)
E♭Clarinet (opt.)
B♭Clarinet (6 players~)
Bass Clarinet (1 player~)
Contrabass Clarinet (opt.)
Soprano Saxophone
(1 player~)
Alto Saxophone (2 players~)
Tenor Saxophone (1 player~)
Baritone Saxophone
(1 player~)
Trumpet (4 players~)
Horn (4 players~)
Trombone (4 players~)
Euphonium (2 players~)
Tuba (2 players~)
String Bass (1 player~)

Piano (opt.)
Timpani (opt.)

Percussion ※5 players~
Snare Drum
Bass Drum
3 Tom-toms
Crash Cymbals
Suspended Cymbal
Triangle
A pair of Wood Blocks
Glockenspiel
Xylophone
Vibraphone
Marimba
Tubular Bells

♪楽曲解説♪

「渡部謙一プロデュースによる21世紀のための新しい吹奏楽作品」企画により、福島県原町第二中学校吹奏楽部の委嘱で2005年に編曲。題材は委嘱元からの提示。 原曲はクルト・ワイル(1900-1950)の「三文オペラ」。奇妙な編成(管楽器を主体とし、バンジョーやハルモニウムなども含む)のオーケストラを伴う23のナンバーから成るオペラである。

このオペラはドイツの詩人・劇作家であるベルトルト・ブレヒト(1898-1956)が18世紀初頭のJ.ゲイ「乞食オペラ」(ペープシュ作曲)を基に現代風に翻案して新たに台本を作成したもの。このオペラは様々な下積みの人々と警察権力とを対比させることによって社会的矛盾を暴きだす、という極めて社会性の強い作品である。このオペラからワイル自身が数曲を抜粋して管楽アンサンブルに編曲したのが「小さな三文音楽」として知られるもの。

この「小さな三文音楽」の作成に際し、ワイルは敢えて「チープな響きがするように奇妙な楽器編成で、音の配置も鳴りにくいよう」にしている。これは「オペラ」というブルジョワジーの象徴とも言える形態に対する、ワイルの皮肉であろう。それを、大編成の吹奏楽に編曲することが果たしていいことなのか。悩んだ末に、敢えて過剰なまでに派手になるように手を加えて、その意図を逆照射することにした。結果として、原曲にはない音がたくさんあり、虚しいほどドラマティックに鳴る、いわば「豪華な三文音楽」となった。

この編曲は「三文オペラ」をベースにしており「小さな三文音楽」は解釈の参考とした程度。 「序曲 (Nr.1)」→「代わりに、の歌 (Nr.4)」→「大砲ソング (Nr. A7a)」→「メロドラマ (Nr.11)」→「マッキー・メッサーの殺人物語大道歌 (マック・ザ・ナイフ/Nr.2)」→「第三の三文フィナーレ (Nr.20)より冒頭とコラール」が切れ目無く演奏されるメドレーとなっている。 実は「三文オペラ」と「小さな三文音楽」では同じ曲でもアーティキュレーションやフレージングが異なっている。また、ワイル自身の楽譜の書き込みは大雑把なもので、細かいところに疑問が残るものであった。そこで、様々な異版を比較検証しつつ、私の解釈を交えてアーティキュレーション等を定義しなおしている。

テンポ指定はメドレーとした際に最適と思われた編曲者の解釈によるが、参考としてワイル自身の指定テンポも[org.]として付している。

編成は編曲者が最適として考えたもの(できればoption楽器も加えられるのが望ましい)である。しかし、編曲の特性上かなり厚めのオーケストレーションとなっているため、バンドの実状に合わせて重複している音やソロを他の楽器に割り当てることで、指定よりもかなり小さな編成で演奏することも可能である。 逆に、FluteやOboeの音域が低いところではAlto-FluteやEnglish-Hornを、「メロドラマ」でPianoなどの代わりにHarpやCelestaを、「大砲ソング」で実際に大砲を使用したりすることで、より「豪華」にするのも面白いだろう。

演奏に際しては「小さな三文音楽」と「三文オペラ」の両方の原曲を参考にして、器楽と声楽との差異や共通点を意識し、1つひとつの音のニュアンスや身振りを熟考してほしい。

(中橋愛生)

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