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プレイヤーズ・スコア


作曲家・鈴木英史氏が「スコアの面白さ」を語る《スコアのススメ》


《ユーザーレビューを頂きました!》


伊奈学園高校吹奏楽部(顧問:宇畑知樹先生)

楽曲の全体像を把握するために
まずパートリーダーに配り、自分たちのパートと他パートがどのように関わっているか常に確認しながら練習を進めています。こうすることで他パートを意識出来るようになります。また私の場合は声部をひとつの「音」と考えておりますので、生徒達には「誰と音を作っているのか」という点に特に注意を払うよう指示しています。

生徒たちの自主性を伸ばすツールとして
譜面を読めない子でも、楽譜を見るだけで効果があります。生徒達だけでは分からない音楽的な事は最低限教えますが、そこから先の深堀りは生徒に委ねています。考えるための材料(=スコア)が手元にありますので、生徒はそれぞれに考え、疑問に思ったことは積極的に質問に来て解決しています。また、自分たちで重要なポイントを見極め、考えて練習するようにもなりました。このようにスコアを生徒に渡すことで彼らの自主性(自己表現力)を育むことができるという点において、現代の教育現場においてきわめて重要であると考えています。

プレイヤーズ・スコアは「財産として手元に残る」ということも大きなメリットです。


山梨県立日川高校吹奏楽部(顧問:秋山岳巨 先生)

合奏に不可欠なツール
私たちの合奏では、全員の手元にスコアが欠かせません。例えば合奏で『こう演奏してほしい』と伝える時、全員の手元にスコアがあれば楽曲の全体像を共有できるので、指示の意図をより詳しく共有できます。

練習メニュー作成にも活用!
また、部活動に顔を出せない時は生徒達で練習計画を立てたり、練習を進めたりするケースがありますが、そうした時にはパートリーダーがスコアを元にメニューを組み立てます。

生徒たちがスコアを読むことに慣れる仕掛け
とはいえ、スコアを読むことに慣れていない生徒も多いです。大半の生徒はパート譜があれば十分という認識だと思います。そこで、私はスコアを読む経験を積ませるために、あえて不十分な指示を与えています。例えば「クラとユーフォは明日までに合わせて」と指示してしまうと、生徒は何も考えることなくその通りに行動してしまいますが、「カウンターメロディーは明日までに合わせて」というように大枠で指示することで、生徒たちがその答えを見つけるためにスコアを読み始めます。一度そのようなことを経験すると習慣となっていき、生徒達がスコアを活用する場面が増えていきますね。


横浜創英中学・高等学校(顧問:井上忠道 先生)

ワンランク上のサウンドで演奏するために
吹奏楽部に所属する生徒たちにとっては、実際は自身のパート譜さえ読めてしまえば合奏で苦労する事はほぼありません。しかし”音楽づくり”となるとそうはいきません。同じ動きをしている他楽器について知ることや、メロディと自身のパートがどのように絡んでいるのか…など気にすべきポイントは多数あります。

スコアと向き合う習慣作りを
しばしば「スコアを使おうにも楽譜を読むのが苦手で、自分たちのパート譜で精一杯…」という声を聞きますが、「バンド全体が「f」で吹いているのに、自分たちのパートのダイナミクスが「mp」なのはなんでだろう…?」という風に、楽譜を読めないとしても楽譜と向き合い「自分たちで考える機会を作る」ことが生徒たちの自主性を育むきっかけになるのでは、と私は思います。
生徒が自分たちで考えた練習法・音楽表現が功を奏し、団体の演奏がより良くなったと実感できる時。それこそが生徒たちにとって一番”教育的”であり、自信に溢れた良い演奏への第一歩だと思うのです。


桐蔭学園高等学校(音楽監督:小野寺真 先生)

内声こそ面白い!練習を実りあるものにするために
合奏時メロディラインを重点的に練習していると、それ以外の声部の人は暇になってしまいますよね。私達のバンドではそんな時、スコアを開き自身のパートでは無くメロディラインを見てもらいます。旋律がどのように動いているか、音が上がっている/下がっているなどの分かりやすいことでも良いので気付いてもらい、そこに自身の声部がどのように絡むかを把握してもらう…という狙いです。小さな気付きだとしても、積み上げて行けば作品全体のイメージを次第につかむことができ、楽曲の完成が早くなっていきます。

打楽器のスコアリーディングは意外と忘れがち
セクション練習時、打楽器はどうしても独立しやすく、打楽器のみでのパート練となってしまいやすい。それに加え、管楽器と比べるとどうしても指導が後回しになりやすいため、スコアを読む習慣を付けてもらい、管楽器とどのように絡むのか意識させる機会に。積極的に管楽器と一緒に練習をすることでニュアンスの統一が可能となり、より音楽的に密度の高いで素晴らしいサウンドで演奏できるのでは、と私は思います。



 

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