タイトルにもなっているカズンズ作曲の「ラヴ・レターズ」は「これぞフルートのために書かれた曲だ」というくらい、とても美しいメロディー。ぜひ聴いてもらいたい。「カルメンによる華麗な幻想曲」や「亜麻色の髪の乙女」など慣れ親しんだメロディーも収録されているので、フルート奏者だけでなく、あらゆる人に楽しんで頂ける。デヴィッド・ショスタックは曲に生命を吹き込むように暖かく・優しくメロディーを歌いあげるので、聴き手をとでも安心させてくれる。フルートの良さが詰った味わい深い一枚である。

■フルート：デヴィッド・ショスタック(David Shostac)：
1975年にロサンゼルス室内管弦楽団の主席フルートに任命されました。
「並外れたまぶしいほどの世界一流の奏者」「最高位の音楽家」と彼の芸術性は評価されています。
彼は、セントルイス交響楽団、ミルウォーキー交響楽団、ニューオーリンズ交響楽団の主席フルートとして活躍。
ハリウッド・ボウル（ハリウッドにある野外音楽堂）にてソロ・オーケストラ奏者として演奏し、オハイ、モーストリー・モーツァルト、ハコヤナギおよびオレゴン・バッハ・フェスティバルに参加。
そして、アメリカン交響楽団、ボストン・シンフォニーおよびロサンジェルス・フィルハーモニックと出演しました。
彼は、ユージーン・オーマンディ（フィラデルフィア管弦楽団指揮者）、ズービン・メータ（ウィーン・フィルの名誉指揮者）、（ディズニー「ファンタジア」に出演）レオポルド・ストコフスキー、小沢征爾、著名なコンダクタと競演している。

フルート：デヴィッド・ショスタック(David Shostac)
ピアノ：マーティン・スコット・カズンズ（Martin Scot Kosins）