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選曲カフェ - 第66回

吹奏楽コンクール自由曲はここから探す!人気作編曲家の人気作品!

2023年の吹奏楽コンクール予選大会で多く演奏された注目作品情報を作曲家別にご紹介!人気作曲家の人気作品を一気にチェックできる!

2024年3月14日

吹奏楽コンクール予選大会で特にたくさん演奏された作曲家の要チェック作品5選!

天野正道

中国五経のひとつ「易経」45番目の卦。音と音との繋がりが生み出す、音楽的事象を絶対音楽として表現。
明快なテーマと変容していくモティーフがドラマティックに展開されるオリジナリティが詰まった作品。
「調性感の無い」本作は、聞いた印象は難しそうに聞こえるが、中学生でも十分演奏できる難易度が魅力。
ロメオとジュリエットそれぞれが生まれた家を題材にした作品です。両家の関係を音楽で表現。
「3面体」を表現。短い3曲で構成されているが、曲の仕組みを理論的にとらえず、あるがままの音楽を感じたい。

片岡寛晶

雅な和の雰囲気の中に時折入るジャズの響きがギャップを生み出すユニークな音楽。
荒々しくも激しいリズムとダークな和声感が相まって闇夜のような独特の世界観を映す。
原曲(フレキシブル版)がスケールアップ!「マカーム」の音階を使用した独特の世界観が楽しめます。
怒りに満ちた前半部から一転、生きる事の美しさ、希望に向かう様子を描くドラマティックな展開となります。
疫病の苦難を乗り越え明るい未来へ向かう音楽。「生命(いのち)のアマナ」の続編です。

鈴木英史

日本で初めて西洋音楽を聴いた武将と言われる「織田信長」の激動の生涯を表現。日本人と西洋音楽という視点で構成。
劇中曲を自由に構成し味付け。曲調の変化に富み、最初から最後まで華やかなサウンドが楽しめる。
ホルンソロから始まる美しい冒頭部、異国情緒たっぷりの速い部分と情景の移り変わりが楽しい作品。
勇壮的な導入部や民族的なピッコロなど、物語のように次々と変化。最後に切なく感動的な旋律が待っている。
目まぐるしく変わる楽器の変化(音色の変化)が聴いている人を飽きさせません。演奏効果の高い編曲です。
原曲(第1~3幕)から自由に選択。ハーモニーや対旋律の変更は極力少なく、原曲のイメージにそった編曲。

髙橋伸哉

星がまたたくようなスタッカートのメロディーがかわいらしい作品。「きらきら星」のメロディが雄大に現れる。
バリ島の音楽をモチーフに、独特の旋法が異国情緒を醸し出している、エネルギッシュな作品。
スイスのアルプスを走る観光列車「氷河特急」の爽快感や軽快さを描写したも作品です。
ホイッスルと和音の汽笛で出発進行!陽気な汽車の旅が始まります♪最少10名から演奏可能です。
そよ風に揺れる初夏の色彩感を爽やかに描いた《急-緩-急》3部構成の作品。

高橋宏樹

人気曲「3つのわらべうた」新バージョン。琉球音階と和声が心地よい作品。
真夜中の12時に時計の鐘と共におもちゃに魔法がかかる―どこを演奏しても楽しいおもちゃ箱のような曲!
スウェアリンジェンのオマージュ。高らかなファンファーレ、爽快なメロディ、歌心ある中間部に溢れ出る。
「吹奏楽の定番」を目指して作られた、吹奏楽の魅力が詰まった楽しく感動的な作品。
表情の異なる3つの森をテーマに持つ、ストーリー性の強い作品。各曲の多様な音楽の展開が楽しめる。
可愛らしいマーチ、希望に満ちた間奏曲、民族的な舞曲から成る組曲。三つの異なる響きが魅力的。

田村修平

「生命力」「希望」といったテーマを力強く表現したシンフォニックな響きの作品です。
自然の美しさや厳しさ表情の変化を、カッコよく美しい旋律でドラマチックに表現した作品。
「光と闇」相反するイメージをドラマチックな音楽で表現。金管のハーモニーが溢れる光のエネルギーを生み出す。
困難を乗り越え、未来への光を描く感動作。光差すようなダイナミックなフィナーレが圧巻。
各地に存在する女性の鬼による伝説。嫉妬に狂う負の感情の中に見える美しい純粋性が音楽にも垣間見える。
荒れる海や光が反射する情景を描く。仲間と一緒にバンドという船に乗って遥かな海へ旅に出よう。
爽快感&美しい旋律で「感謝」と「歌」を表現した本作はファンファーレで始まり、感動的な終結部へ。

樽屋雅徳

ヴィクトリア女王の生涯をアイリッシュ音楽と感動的で壮大な旋律で表現。曲は厳かな響きのコラールで始まる。
戦場の天使と呼ばれた看護師「クララ・バートン」の人生を映画音楽のように描く。優しさと愛に満ちた音楽。
80年前に消息を絶った主人公は今もこの空のどこかに― 世界初の女性パイロットの挑戦をドラマチックに描く。
古来より人々に幸福を運んできた巨大なジンベエザメが優雅に回遊できる蒼い海の繁栄を願った作品。
ローマ神話に伝わる運命・幸運の女神を描いた作品。人々の運命をいつ何が起こるかわからない海になぞらえる。

広瀬勇人

空海(弘法大師)が最先端の仏教であった密教を学ぶため中国に渡る旅を描く。少人数でもよく響く。
学舎を想い、思い出と共に力強く歩む前向きなメッセージの作品。
軍の港と造船業で発展した佐世保の街にちなんで、蒼く美しい海と、海に乗りだす船乗りたちを描いた作品。
孫悟空が三蔵法師と苦難を乗り越え天竺を目指す旅の様子を描いた作品。
明るくさわやかな序曲!オプション楽器の設定が多く、最少9名(工夫次第ではそれ以下)で演奏可能!
大好きな音楽の世界に浸れるようにとの思いが込められた、気分が晴れやかになる、そよ風のような楽曲。
北海道の厳しい大自然の中を生き抜いた、樹齢150年になる巨木の生命力を描いた作品。

福田洋介

名課題曲のフレキシブル版が遂に登場!7人から演奏できる「風之舞」!
日本人の琴線に触れる桜の咲き誇る姿、そして舞い散る姿、儚くも美しいメロディーが映し出します。
浮世絵師「写楽」の世界を架空の歌舞伎舞台と音楽で演じます。
舞踊のようなリズム。強さと神秘の図を交互に描くラプソディックな作品。
疾走、艶やか、幻惑的、荘厳、力強く、と様々な表情をもった「舞」が物語の中に登場する作品。
春桜をめでる「花見をどり」の爽快かつ艶やかな世界。シンコペーションの効いた「調子」と「唄」が魅力。

福島弘和

強風、微風、季節、風景、など様々な表情の「風」が、青春の爽やかさと輝き溢れる音楽で壮大な展開を見せる。
津軽海峡に吹く風が夢や希望を運ぶ。未来へ向かう躍動的な様子が描かれています。
学び舎としての役目を終える100年の歴史の学校に贈られた作品。名残惜しいクライマックスは心に響く。
水爆実験に巻き込まれた漁船を題材にした絵本「ここが家だ」にインスパイアされた作品。
凛とした透明感のある響きが魅力。スピード感のある旋律と表情豊かな中間部の対比が鮮やかな作品。
桜が舞うような繊細なA.Saxソロで始まり、ダイナミックかつ賑やかにフィナーレへと向かう。

松下倫士

源氏の武将、木曽義仲に仕えた女武者の生き様を描く。繊細な音楽の先に壮大で感動的なクライマックスが待っている。
スペイン・カタルーニャの歴史や芸術的な街並みを表現した作品。
親子の強い絆を描く音楽の中に、激しさだけでなく、桜のような儚さや切なさも感じられる。
小編成ならではの繊細な表情、神秘的かつ幻想的な空気感漂う音楽で、能「羽衣」の物語を描く。
愛する人を想う気持ちや苦悩、葛藤といった様々な心の変化をドラマチックな音楽で表現。
美しい人魚と、老夫婦と、人間の心を映し出すような音楽による物語。
姫路の成り立ちを伝える「播磨国風土記」を描いた作品。曲名は姫路城の別名「白鷺城」にちなむ。

森田一浩

小編成ながら風格あるクラシックの世界が楽しめる納得の編曲!
フィナーレを飾る「民衆の歌」ではオフステージから聞こえるフルートの旋律が音楽を立体的に描き出します。
登場人物が歌う有名なナンバーに偏ることなく、クラシカルかつシンフォニックな流れになっています。
オルゴールのような「いつも何度でも」とメドレーの終曲「ふたたび」が交差する部分が聴かせどころ。
ピアノ協奏曲としての性質をもつ原作から独奏楽器を取り払い、合奏だけで作品の魅力の再現に挑んだ編曲。

八木澤教司

奇想曲⇒カプリッチョ(気まぐれな)に示される、軽快かつ陽気な作品。中間部の美しく温かい旋律が印象的。
壮大で感動的なコラールと喜びに溢れた旋律が印象的。闇を払い光を与え、人々に希望をもたらす暁のような音楽。
天理高校第3代指揮者、新子菊雄先生への感謝の想いを込めたコラール。「不滅」の花言葉を持つ《アマランサス》を曲名に冠す。
岩上にそびえ立つ修道院と厳しい修行に精進する修道士を描いた作品。
スペイン北部にある1万年以上前に描かれた壁画が残る遺跡・アルタミラ洞窟を描いた作品です。
「外国人から見た日本の四季」をテーマに、紅葉の舞い散る風景や花火の風景が描かれた華やかな作品。
「子供たちが多くの困難をも乗り越え、希望のある未来へと向かってほしい」という想いが込められた作品。
中国広東省の丹霞山に見られる絶景を鳥の視点で旅する冒険ストーリー。自然風景に思いを馳せて楽しく演奏できる。
前半の重厚なサウンド、コミカルな中間部、感動的なコラールと変化に富んだ曲調が存分に楽しめる作品。

和田直也

「古代の海の生物が水族館にいたら、、、?」そんなユーモア溢れる組曲。
ヨーロッパで「永遠の幸せ」の象徴とされる花かんむりを描いた作品。
少人数でもバランスを取りやすいよう工夫され吹奏楽らしい音楽と触れ合える作品。
少人数のバンドにも「吹奏楽らしい」演奏体験を。コンクールにおすすめのドラマチックな作品です。
明るく親しみやすい曲調で、吹奏楽編成でも華やかに演奏できる!
太陽に向かって咲く、明るく温かな花のイメージを音楽にした作品。明るく親しみやすい旋律が魅力。

注目の作編曲家の今ホットな作品3選!これを選べば間違いなし!

阿部勇一

阿部勇一初の木管フレキシブル作品。幻想的なハーモニーが魅力!
「走馬灯のように次々と移り変わる幻影」のように変化に富んだ作品。勇ましく効果的な打楽器が演奏を彩る。
古来から受け継がれる「葵祭」をテーマに描かれた、重厚で美しい曲調の作品。
巨大なクジラの様子やキラキラ輝く海、そして心躍る「命の歌」と一緒に数千キロの旅に出よう!

ベルト・アッペルモント

2016年3月にベルギーの首都ブリュッセルを襲った連続爆破テロ事件に衝撃を受けて書かれた作品。
文学作品の「ガリバー旅行記」を題材にした全4楽章からなる楽曲。
ミュージカル「サタンの種子」からの抜粋。ロマンチックなメロディーや映画音楽を思わせるサウンドが味わえる。

石川健人

小柄ながら独特な存在感を放つ「阿修羅像」を吹奏楽で表現。管楽器と打楽器が対等な立場でサウンドを構築。

石毛里佳

リストのハンガリー狂詩曲の中でも最も有名な曲。使用打楽器も特殊なものがなく、小編成にもオススメ。
物語のように次々と変わるシーンが楽しい作品。楽器の特性を生かした、室内楽的な響きが特徴。
何もないところから世界が広がって、主人公がその世界で色々な経験をしてから家に帰るまでを描いています。

井澗昌樹

有名なミュラー=ベルクハウスのアレンジを参考に、いくつかの場面では原曲から書き直している。
ふわりふわりと舞う蝶の姿と「恋をしている」という言葉の響きの、優美で怪しげな印象の一致を音楽で綴った作品。
誰のためでもなく、ただ美しく咲く一輪の花からインスピレーションを受け描かれた音楽。

伊藤康英

混声合唱を伴う大作!末尾の永い静寂は始まりへの回帰、とめどない循環を想起。
カザルスの演奏で知られるカタロニア民謡「鳥の歌」を主題とした作品。平和を希求するエネルギーに満ちた作品。
楽器を持って演奏することが嬉しくて仕方がないという思いを、演奏していて楽しい音楽で表現。
夜明けを感じる木管アンサンブル、嵐のようなトゥッティ、悠久の美を讃えるコラールが「神秘の森」に誘う。

ヤン・ヴァンデルロースト

イタリア北西部「アオスタ」という山岳地方を題材にした壮大なスケールの作品。
吹奏楽のための4つのジプシーダンス。ヨーロッパを放浪している民族「ロマ」の舞曲が題材。
様々な要素を内包する壮大な作品。ヴァンデルローストの音楽の集大成ともいえる傑作。グレード6と難しい。

エリック・ウィテカー

ジャズ風のアプローチが用いられ、列車の走る描写が音楽で表現されているとても素晴らしい作品です。
オーボエのソロから静かに始まる。終始ゆっくりと柔らかな大人向きの表現の作品。

江原大介

静寂の中一筋の陽光が差し、やがて花を照らす―。そんな神秘的で美しい雲仙の自然を描く。全3楽章の日本的な音楽。
ジャズの和声に彩りを添えるVib.の組み合わせが魅力的な爽快感溢れる作品。
深い森の中をさまよう場面から宴のような場面に変わり、新たな世界へと旅立つ場面へつながる物語。
笛や木管楽器の魅力を活かし、祭り囃子や読経といった「和」の世界を表現した「序・破・急」構成の作品。
推進力で聴かせるコンテンポラリー作品。土俗的な打楽器群に激しい木管楽器。生命力あふれる力強い音楽。

小野寺 真

動物を模写したような楽しい名曲。アンサンブルだけでなく、小編成バンドでも演奏できます。
広いレンジのオーケストレーションで、小編成でも厚みのあるサウンドを表現できるアレンジです。
ロシアの民謡が元になっているので音楽的にもわかりやすく、アレンジ作品は初挑戦というバンドにも◎

ジェームズ・カーナウ

アメリカ独立戦争で功績を遺したネイサン・へイルを讃えて作られた、3つの楽章で構成された組曲。

鹿野草平

プロムナード、ビドロ(牛車)、鶏の足の上に建つ小屋(バーバ・ヤーガ)、キエフの大門を収録!
東日本大震災からの救済と復興を描写。壮大な響きの曲調が人々の力強さを表している。
三国志に登場する名将、曹操の生き様と彼が残した漢詩「對酒歌太平時」にインスピレーションを受けた作品。

デイヴィッド・ギリングハム

輝かしい栄光への軌跡を描いた祝典音楽。すべてを包み込むような輝かしいクライマックスは圧倒的な高揚感!
冷酷な病。しかし、希望と平和を我々に与える。というテーマの音楽。古い聖歌の引用が曲を統一します。
セミノール・インディアンの文化の非常に鮮やかで活気に満ちた音楽的肖像画です。

櫛田てつ之扶

和のメロディを使用。「まほろば」「夢殿」「里人の踊り」「斑鳩の空」の4楽章構成です。
日本の民謡を素材とし、西洋の管楽器で「和」の音空間を創り出す可能性を示した作品。
京都の年中行事「おけら火」「大文字の送り火」「鞍馬の火祭り」を描いた作品。

ピーター・グレイアム

シカゴ交響楽団ブラス・セクションの伝説的金管プレイヤーの巨人たちへの敬意を込めて作られた作品。
敬愛するアメリカの作編曲家3人に3楽章のオマージュに仕立てたユニークな組曲。
1927年公開の100年後の世界を描いたSFサイレント映画『メトロポリス』をモチーフにした作品。

黒川圭一

優雅なObのソロが有名。オペラファンも納得の原調アレンジです。
原曲はスペイン風メロディーの華やかなバレエ音楽。最低25名程度から演奏可能で、ピアノが不可欠。
シンガポールと日本の共同プロジェクトによって生まれた華やかなプレリュード。

高 昌帥

西洋クラシック音楽の手法で4つの奄美島唄を行き来し、民謡の魅力を美しく表現した作品。6分半にカットできます。
吹奏楽の可能性を最大限まで引き出した意欲作!大胆、かつ細かいアナリーゼが求められるが感銘度も高い。
全体で一本の筋が通った構成が魅力。難易度は高いがよく鳴るオーケストレーションにもご注目。
迫りくる音に圧巻の第1部と相反する性格の漂うように歌う第2部。体に染み渡るような音の波が聴衆を包み込む。

後藤 洋

「原曲以上にドラマチック」と評された構成が魅力の決定版アレンジ。
函館の未来の吹奏楽活動への期待と、港町に横溢する国際的な感覚と進取の精神への賛美がこめられた作品。
6つの舞曲にバルトークの意図を損なわないよう、また「民謡」としても味わいのある編曲が施されました。

マット・コナウェイ

北欧神話の世界終末の日「ラグナロク」による破滅後、世界の中心「世界樹」が生き残り、新たな世界を再生する。
魔女狩りという不条理な迫害が横行していた16世紀に二人の少女を襲った悲劇を描いた作品。
スイス中部にあるドラゴンが住んでいると言い伝えられている「ピラトゥス山」の竜伝承を描いた作品。

酒井 格

天の川によって離ればなれにされた彦星と織姫が、7月7日の夜だけ逢う事を許されるという伝説を描く。
豊かな恵みを人々にもたらしてくれた多くの森が、これからも私たちの手で守られていくことを願った作品。
北海道の広大な地平線を望むセピアの冒頭から始まり、風が吹き渡るダイナミックなフィナーレへ。

坂井貴祐

輝く星空を想起させる鍵盤打楽器やピアノが効果的に響く美しくダイナミックな作品。
百年戦争で国を救った少女ジャンヌダルクの輝かしい活躍から壮絶な最期、そして復権裁判…その生涯を描く。

佐藤正人

佐藤正人氏の編曲で完全再現されたラヴェルの代表作「ダフクロ」全曲の決定版。
ラフマニノフの最後の作品を打楽器などのパートを加えて第3楽章全曲を再現。
「秋」はロシアの自然を描いた「四季」の終曲にあたり、華やかなバッカナールでフィナーレを飾る。

ロバート・ジェイガー

作曲当時婚約中であった後の妻のジョン・ルシル・ジェイガーに捧げられたソナタ形式の序曲。

ロバート・シェルドン

親しみやすく美しい旋律を持った本作は特に中間部の旋律が美しい。4:30程度のコンパクトな作品。
ニューヨーク・マンハッタンの3つの風景(高層ビル群・ナイトクラブ・大渋滞の様子)を楽しめる作品。
建築家アディソン・ミズナの地中海風リゾート建築から着想を得た3つの音楽で構成される作品。

宍倉 晃

ベトナム戦争末期、アメリカ兵クリストファーとベトナム人の娘キムの愛と悲劇を描いた作品。
前奏曲とシチリアーナ、乾杯―泡立つ酒よ、祈りの歌の3つの場面を抜粋。劇的な終結部が設けられている。
中国の美しく壮大な風景をイメージさせる魅力満載のサントラから抜粋したシンフォニック・セレクション。

ロジャー・シシー

前奏曲・とんぼ・祈りを捧げるカマキリ・クロゴケグモ・トラフアゲハ・軍隊アリから成る組曲。
悪魔の行進。タイトルから騒動、混沌、大混乱、無法状態など様々な意味を想起させるコンテンポラリー作品。
作編曲家の娘からのメロディのアイデアをもとに、対照的な4つの楽章で構成された作品。

清水大輔

徐々に深みを増していく豊かな曲想、躍動感溢れる中間部を経て豊かなコラールと壮大なフィナーレを迎えます。
人々に愛される歌という意味を持つ民族音楽とポップ・ロックが融合した壮大な作品。切れ目ない3曲からなる。
夢の生まれる場所=吹奏楽部。何かひとつの映画見終わったかのような感動で満たされるドラマチックな作品です。

マイケル・スウィーニー

中世の騎士物語のイメージをもとに書かれており、力強い主部と実に優美な中間部との対照が効果的。
米国ウィスコンシン州にある湖にまつわる、水蛇と巨大なサンダーバードの戦いの伝説を描いた作品。
多くの打楽器を活用した力強いリズムと、雨や風、大地の鼓動を連想させるさまざまな音色効果が印象的。

ジェイムズ・スウェアリンジェン

ゆったりとした表情豊かな序奏から、躍動的なアレグロ・コンブリオに移行するダイナミックな作品です。
急-緩-急の三部形式。キャッチ―なメロディとともに華やかで躍動感があり時に雄大な音楽が展開します。
スネアロールで幕を開け、心地よく軽快にはつらつとした音楽が進行します。

フィリップ・スパーク

名門ブラスバンドの100周年を祝い「ウェールズ」の旗に登場するレッド・ドラゴンを描いた作品。
ピタゴラス提唱した「天球の音楽」に着想を得、宇宙の創生~現在~未来を描いた作品。
ニューヨークに溢れる音楽(ジャズ、ブルース、バラード、そして街の喧騒...)を描いた作品。

クロード・トーマス・スミス

礼拝の際に栄唱としてよく用いられる「詩編旧100番」を変奏曲として新たなが生み出されました。
冒頭ホルンによる壮麗なファンファーレは音域が広く、軍楽隊を想定したソロのカデンツァ用意された難曲。
名手揃いのアメリカ空軍バンドのために書かれた高度な技術を要する華やかでエキサイティングな作品。

ロバート・W・スミス

オーシャンドラム、鎖、クジラの鳴き声などの効果音が用いられており、各場面の情景を鮮やかに描写します。
西アフリカの民謡を元にした、打楽器が重要なパートを占めるパワフルで熱狂的な作品です。
宇宙開発に情熱を注ぎ続けたアメリカのアラバマ州ハンツヴィルの歴史からインスピレーションを受けた作品。

侘美秀俊

コミカルなダンスや、エモーショナルな夕暮れの風景、楽しいメリーゴーランドの3曲からなる組曲。
サン=テグジュペリの著書「星の王子さま」のストーリーを題材にした小品です。

建部知弘

澄み渡る歌声、情熱的なダンス、アイリッシュ音楽のすべてが詰まった舞台「リバーダンス」の世界を吹奏楽で。
美しく郷愁漂う歌曲や躍動感ある舞曲など、様々な性格の民謡を組曲にまとめた作品。
親しみやすくロマンティックな旋律や軽妙なリズムの人気作品。原曲が持つ室内楽的な雰囲気が楽しめる。

田村文生

ピアノ作品を吹奏楽に再構築。単なる編曲ではなく、田村氏のスパイスが効いた新たな作品となっている。
仏の女優シャルロット・ゲインズブールの魅力をその「グロテスク」さにみた作編曲家の印象を表した曲。
「幻想曲」と「フーガ」の二部からなるオルガン曲を一続きの吹奏楽曲に再構築。

フランコ・チェザリーニ

アークエンジェル(大天使)たちの名が小題としてつけられた4つの楽章からなるシンフォニー。
すべての生命の故郷とも言える海とそこに生きるキャラクターを描き、全3楽章が途切れず演奏されます。
2016年の初来日をきっかけに作られた作品。日本の伝統的なメロディが多くテーマに用いられている。

ジェイ・チャッタウェイ

太平洋北西部の岩山に住むたくましいインディアンの部族であるマザーマの古代の出来事を描写した作品。

ジョン・バーンズ・チャンス

フルートソロに導かれる不気味な「呪文」と打楽器のエキゾチックな響きに導かれる「踊り」から構成。
「アリラン」による変奏曲。主題と5つの変奏からなる作品。
チャンスの遺作となった3楽章からなる吹奏楽のための交響曲。

フランク・ティケリ

ジャズ、ブルースと吹奏楽を融合した傑作。クラリネット・ソロは、ベニー・グッドマンの熱演を彷彿とする。
人のなかに対極する2つの存在=神と悪魔(光と闇)について描写。
エミリー・ディキンソンの詩にインスパイアされたカラフルでエキサイティングな作品。

トーマス・ドス

ラテン語で「星」や「星座」を意味する「シダス」。輝く星や宇宙の壮大さ・神秘さを含んだ曲調が魅力的。
町の様子や、生活感、カーニバルでのパレード、歌や踊りなどを表現豊かに描かれた楽しい作品。

長生 淳

ジョルジュ・ルオーの版画集『ミゼレーレ』を題材とする「愛」をテーマにした作品。
初夏の陽の光が一際輝き、緑が映え、爽やかな風が心地よい季節を描いた作品。
「波の穂」「蒼天の滴」「翠風の光」に続く4作目で、この曲は秋を描いた作品。らしからぬ部分にも注目。

仲田 守

木管に高度な技術を要求するアレンジ。小~中規模の合奏で本格的な演奏が可能。
レスピーギがオーケストラ用に編曲したバッハのオルガン曲を吹奏楽用に移調した作品。
フランスの作編曲家エクトル・ベルリオーズが1844年に作曲した管弦楽曲を吹奏楽で。

中橋愛生

陽に照らされることで様々な色に輝く雲に、それぞれの輝きを放つスクール・バンドを重ねて作られた作品。
吹奏楽のための、祝福された未来へ向かう序曲。新しい門出を祝う祝典曲として書かれた。
異なった時間の人の記憶たちのつながりを時を駆ける馬になぞらえて表現。

ヴァーツラフ・ネリベル

ユニゾン、強弱や音色の対比、演奏者も聴衆も迷うリズムトリック…シンプルな構成の中に強烈な個性が光る。
急-緩-急のオーソドックス形式の作品ですが、効果的な対比、ダイナミックスなど演奏しやすい名曲です。

野呂 望

聴く人・演奏する人のさまざまな想いを込めることのできる、叙情的な作品。
G-durによる爽快な主題部と広く歌い上げる中間部を経て、転調も含んだクライマックスへ駆け抜ける三部形式。
未来への希望を感じさせる朝焼けに思いを馳せるような表情豊かな和声が魅力の作品です。
美しいメロディとハーモニーが随所に使われている叙情的な作品。 独特の哀愁のある雰囲気が印象的。

朴 守賢

朝鮮半島の伝統的リズム体系である「チャンダン」を採り入れた、生き生きとした躍動的な音楽。
有名なホフマン版の第1組曲と第2組曲に組まれている数曲を抜粋、巧みに構成した編曲です。
原曲の美しさが生きる、また、弦楽の響きを彷彿とさせるようなアレンジ。

エド・ハックビー

躍動的なリズムと明るさ、アイルランドの子守歌をイメージさせる旋律が人気の作品。
メソポタミアの古代都市バビロン。雄大な川の流れを表す序奏から始まり、キャッチ―な主題が繰り返される。
エキサイティングなリズムと大胆で現代的なハーモニーに満ちた、若いバンドのための元気いっぱいの序曲。

林 大地

吹コン課題曲が小~大編成対応の改訂版(7:30)に。てまり歌が見事な変奏&感動的な展開を遂げる。
歴史的事故を題材に、個性的な場面展開と効果的な打楽器が印象的な作品。

ジェームズ・バーンズ

第1子と第2子の続けざまの夭逝という苦悩と、それを運命と受け止めせめて明るい未来への希望を綴った作品。
A-B-Aの3部形式で、急-緩-急のテンポの変化をもっており、親しみやすいメロディで構成されています。
5/4拍子の重厚な響きは大迫力、低音楽器の聞かせどころ。後半のトッカータは打楽器パートが大活。

日景貴文

『生きがいとはなにか』を考えるきっかけになるような作品。ピアノの演奏効果と感動的なメロディーにご注目。

フェレール・フェラン

全3楽章でキリストの誕生から磔刑までを描く超大作。40分の音楽絵巻に巨大編成で挑む。
コッローディの「ピノッキオの冒険」に着想を得た愉しい作品。4楽章構成のドラマティックな作品。
アフリカ音楽を題材に民族打楽器なども使われている雄大さ壮大さを多彩な技法で表現した特徴的な作品。

ナイジェル・ヘス

アメリカ東海岸を描いた3楽章から成る組曲。モダンな音楽と壮大なクライマックスは音楽の高揚感を与る。
英国王立シェイクスピア劇団のために書いた原曲を、作曲者自身が3つの楽章に組み直し、吹奏楽編曲した。
イギリスのビッグ・ベンの鐘が、最高の世界旅行に連れて行ってくれる、壮大な作品。

星出尚志

女性をモチーフにした美しい旋律とハーモニーが聴く人に爽やかな感動を与えます。
オーストリア皇后エリザベートの人生をロックのエッセンスが盛り込まれた音楽で劇的に描く。

デヴィッド・R・ホルジンガー

ジャズのイディオムを取り入れたグルーヴィーな作品です。一味違った作品をお探しの方におすすめ。
大学生生活の悩み、情熱などを音楽で描く。各セクションが盛り上がり、フルバンドでクライマックスに。

ジョン・マッキー

日本の怪談をJ.マッキーの愛情に満ちた視点でユーモラスに描く。物に宿る妖怪の物語。
ギリシャ神話「オデュッセイア」を取り上げた全3楽章にわたる一大抒情詩。いかつさと美しさを併せ持つ。
ジャンベ(西アフリカ起源の太鼓)が印象的な作品。変拍子が登場しますが比較的取り組みやすい。
ニューヨークの街をハイスピードで駆け巡るタクシーを思い起こさせるクールな作品。

真島俊夫

富士山の雄大な姿を見事に表現した作品。とくに中間部の美しさと終結部の圧倒的な盛り上がりは圧巻。
日本的な題材を西洋的技法で表現した3つの曲からなる作品。 I.鶴が舞う III.祭り は単独で演奏しても効果的。
原調ですが、巧みな編曲により比較的易しく豊かな響きと色彩感あふれる原曲通りの演奏効果が得られます。

三浦秀秋

ハイドンのスタイルを取り入れて作曲された古典派の伝統に基づく4楽章からなる交響曲。

スティーヴン・メリロ

プラトンが描いた「洞窟」の暗闇を抜け、希望に満ちた光の射す方向へ脱出を遂げる物語を描く。

山下祐加

冬が終わり、鳥や動物が動き始め、花が咲き、彩り豊かな生き生きとした世界訪れるような音楽。
風にのって汽笛の音とともにSLの旅に出発。曲に盛り込まれる情景を想像しながら演奏する作品です。
前向きな気持ちになる明るく優しい旋律が何よりの魅力。歌うように気持ちよく演奏できる作品です。

山里佐和子

グランド・オペラ形式版「トロヴァトーレ」第3幕に追記されたバレエ音楽の1,2,4曲目より抜粋しました。
「闘牛士の歌」が「ハバネラ」などの印象的なリズムスタイルに乗っ取って展開していく作品。
アイーダ、トロヴァトーレ、椿姫のオペラより合唱曲を中心に抜粋、構成しました。

山澤洋之

どこかエキゾチックな雰囲気を感じさせる旋律と変拍子が印象的。打楽器が活躍し、迫力満点のサウンドの作品。
タイトル通りの凛とした美しい作品です。打楽器が活躍するので、迫力満点!

スティーヴン・ライニキー

アリゾナ州セドナの景観に着想を得て書かれた親しみやすい曲調の作品。
北欧神話の世界終末の日「ラグナロク」による破滅後、世界の中心「世界樹」が生き残り、新たな世界を再生する。
メイン州の美しさ、壮大さを描写、短い序奏を含む「急・緩・急」の三部形式で書かれた作品です。

アルフレッド・リード

シェイクスピアの書いた四大悲劇のひとつ「オセロ」の物語を色彩豊かに5つの楽章で構成・作曲されました。
スペインの3拍子の舞曲(ホタ)が曲の顔となる熱狂的な作品。中間部の哀愁に満ちたオーボエが胸に迫る。
アルメニア民謡に基づく3つの楽章「農民の訴え」「結婚の舞曲」「ロリの歌」からなる作品。

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