
桜が舞うような繊細なA.Saxソロで始まり、ダイナミックかつ賑やかにフィナーレへと向かう。
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全曲を通しての清涼感が印象に残る。室内楽ゆえの美点を感じる楽曲!
①桜が舞うような繊細なA.Saxソロに始まる。フィナーレは繊細さを保ちながらも賑やかさのある風景に
②木管楽器と打楽器をい中心としたブレンドしたサウンドが望まれる。ピアノはオプションも含めてできるだけ多くほしい所。音量に頼らずにサウンド感と音色で音楽を構築したい。
③ダイナミックかつ精緻な音楽を望むバンドに!
楽曲詳細情報
- 作曲
- 福島弘和(Hirokazu Fukushima)
- 演奏時間
- 7分20秒(約)
- グレード
- 3
- 主なソロパート
- Fl. / B♭Cl. / A.Sax. / Trp.
- Trp.最高音
- 1st:F 2nd:F
- 最少演奏人数
- 14名
- 編成
- 吹奏楽(小編成)
楽器編成
- Piccolo (opt.)
- Flute
- B♭Clarinet 1 & 2
- B♭Clarinet 3
- (doub. Bass Clarinet)
- Alto Saxophone
- Tenor Saxophone (opt.)
- Baritone Saxophone (opt.)
- Trumpet 1 & 2 (opt.)
- Horn in F 1 & 2
- Trombone 1 & 2
- Euphonium
- Tuba
- Piano
- Percussion ※2 Players~
- Timpani
- Snare Drum
- Suspended Cymbal
- Tam-tam
- Triangle
- Wind Chime
- Glockenspiel
- Xylphone
- Marimba
楽曲解説
2007年に少子化に伴う学校再統合で閉校してしまう奈良県立片桐高等学校の最後の吹奏楽部員13人(Fl. / Cl.3 / Sax. / Trp. / Hr.2 / Trb.2 / Euph. / Perc.2)での初演でした。
初演時の題名は「風は光り 春はひらめく ~春に寄せて 三章~」。3楽章からなる組曲で、1楽章:木管アンサンブル、2楽章:金管アンサンブル、3楽章:全体の構成になっていて、全楽章同じモチーフで統一しておりました。片桐高等学校は校歌を編曲させていただいてからのおつき合いで、題名はその校歌の歌詞のイメージから命題しています。
春は色々な節目の季節、様々な思いを込めて演奏していただければと思います。
演奏に関しては、冒頭のA.Sax.と1st Cl.のソロは自由に演奏して下さい。テンポの速い所は迫力よりも小気味よさが出ると良いと思います。Optionのパートは、なくても演奏可能です。Perc.は、移動が大変ですので配置を工夫してください。Pianoのパートは、小玉の音符の部分は演奏しなくても影響はありません(通常の大きさの音符は必要です)。
(福島弘和)