「校長、私、合唱指導の経験無いんですけど……」
「…え?」
60余年の歴史を誇る名門「埼玉県立川越高校音楽部」。そんな合唱団を、合唱指導経験ゼロで率いる事となった吉田寛先生、当時50歳。
教師を辞めようかとまで悩んだ着任当初から、いかに生徒と向き合い全国大会出場を果たしたのか。そして教師人生最後の10年で気付かされた、音楽教師としての自分の価値とは―
「私は何も出来ない」と生徒の前で認めたところから始まったこの物語が、部活動顧問として奮闘するすべての先生への心強いエールとなることを願って…!
毎週火・木 更新!
※こちらの記事はCD「埼玉県立川越高等学校 音楽部 2005~2015」に収録した手記より抜粋・再構成したものです。手記全編は同CDに封入されております。
音楽の教師として私は何を残せたのか?悩む先生に一通の手紙が届く。
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例年以上の手ごたえを感じて迎えたコンクール。ラストイヤー、もう一度全国へ―
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全国大会出場を果たした吉田先生。迎えた教師人生最後の最後。
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全国大会を目標に掲げ、基礎練習も大幅に見直した6年目。「自分が試される年」と覚悟して臨んだコンクールだったが、結果はまさかの―
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活動方針を転換し、「いい音がする」初めてそう思える演奏も出来た。県大会でも金賞を受賞した。関東を突破していざ全国へ! と意気込むメンバーだが、関東大会当日の朝、駅に集合すると―
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ヴォイストレーナーの協力や、自身の学びの深まりに、少しずつ指導の道筋が見えてきた3年目。響きも変わり、手ごたえを感じ始めていた―
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課題の発声に悩む日々。
「音楽表現は一度置いていいから、とにかく思いを全力でぶつけてくれ!!」
すると―
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ついに始まった川越高校での1年目。「自分には何も出来ない」と話す先生に、生徒からは驚くべき反応が返ってきた―
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合唱とは無縁の教師生活26年。そんな吉田先生に、名門・川越高校への異動が告げられる。教師をやめようとまで悩んだ先生は―
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60余年の歴史を誇る名門「埼玉県立川越高校音楽部」。そんな合唱団を、合唱指導経験ゼロで率いる事となった吉田寛先生、当時50歳。
教師を辞めようかとまで悩んだ着任当初から、いかに生徒と向き合い全国大会出場を果たしたのか。そして教師人生最後の10年で気付かされた、音楽教師としての自分の価値とは―
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