投稿エピソード#07
西宮市吹奏楽団 羽渕健介団員会長/音楽監督北野徹先生にプレトリウス降臨!?
音楽監督北野徹先生にプレトリウス降臨!?
当時音楽監督であった北野徹先生が3月の定期演奏会の候補曲として持ち込まれた「テレプシコーレ」を初めてを聴いた時は、まさか400年以上も前に作られた舞曲集からなるこの曲が、その年の自由曲になるとは思ってもいませんでした。
当時を振り返ると若い人が多かった事もあり、普段の練習(6時~9時半)では休憩なし、合宿では(9時から21時半)昼食・夕食以外に休憩は一回程の猛練習で、管楽器は歯がグラグラになる程吹いてた記憶があります。
コンクール前は仕上がりが悪く全国大会は難しいかと思っていたのですが、関西大会前に合宿をし、1時間程で北野先生が形作っていった様子は、まるでプレトリウスが降臨したかのように感じたのを今でもよく覚えています。
全力で曲想をぶつけてこられる当時の指揮者、楊鴻泰先生のテンポの良い練習に引っ張られ、それに応えようとする団員達の想いの込もった佐賀での演奏は特に思い出に残る演奏でした。