作曲：アーサー・ウッダール(Arthur Woodall)
グレード：2
編成：フルート&ピアノ

Flute, Piano

この小品は、本来ピアノ伴奏で演奏されますが、かつてはオーケストラ伴奏で演奏されることもありました。そして、この作品が世界的に知られるようになったのは、フルート界の巨匠マルセル・モイーズによる録音によるところが大きいです。彼の演奏によって、この小さくも優雅な作品は一躍有名になりました。
現在でもYouTubeなどでその録音を耳にすることができ、多くのフルート愛好家に親しまれています。
作品自体は技術的には比較的易しく、シンプルながらも洗練された音楽的魅力を持っており、演奏者の音色やフレージングの美しさが試される作品です。
なお、作曲者のWoodallについては、英語圏の文献ではなかなか詳しい経歴が見つからず、その素性については今も謎の部分が残されています。