【長いフレーズ・音色やイントネーションのコントロール・和音進行】等を意識して練習する讃美歌のような「コラール」。

【よい音色・フレーズの作り方・他の楽器との調和】等を意識して練習する小品。四分音符の上行系の旋律が曲を通して様々な楽器に登場。

【和音構造の変化・音の処理・正確で一貫したアーティキュレーション】等を意識して練習する小品。絶えず続く八分音符と付点のリズムの主題が登場するアグレッシブな曲。

【変拍子・調性の変化・発音・バランス】等を意識して練習するコラール。ロシアの伝統的合唱スタイルである男声合唱のように金管低音で暗く始まり、それに木管が応えるスタイル。

【正確なアーティキュレーション・一貫したテンポ・転調・バランス】等を意識して練習する小品。朝ジョギングする人の安定したペースを表現した8分音符のオスティナートで始まる。

10曲の中で最も複雑な曲。20世紀の現代音楽の重要な要素の1つである12音技法による主題がベースとなっており、意図を理解して演奏することが求められる。