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2012年度課題曲版より小編成から大編成までさまざまな編成で演奏できるように改訂されています。

さくらのうた(改訂版)/福田洋介【吹奏楽販売楽譜】

在庫
在庫あり
商品コード
COMS-85098
JANコード
4995751819178
メーカー
ブレーンミュージック / Brain Music
参考演奏動画ライブラリ
(高松第一高等学校吹奏楽部)

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¥13,200(税込)
税抜 ¥12,000
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課題曲クリニックの動画を特別公開中!

原典版のクリニックですが、音楽的なアプローチは通ずるものがありますので参考になります!

♪詳細情報♪

作曲:福田洋介(Yosuke Fukuda)
演奏時間:4分30秒(約)
グレード:3
主なソロパート: Fl. / B♭Cl. / Trp. / Hrn. (or A.Sax./ Trp.) / Trb. (or Euph.)
Trp.最高音:1st:F / 2nd:E♭ / 3rd:C
編成:吹奏楽(小編成対応)
販売形態:販売譜(スコア+パート譜)

▼楽器編成▼

Piccolo
1st & 2nd Flutes
1st & 2nd Oboes
English Horn in F
1st & 2nd Bassoons

Clarinet in E♭
1st & 2nd Clarinets in B♭
3rd Clarinet in B♭
Alto Clarinet in E♭
Bass Clarinet in B♭
Contrabass Clarinet in B♭

1st & 2nd Alto Saxophones
Tenor Saxophone
Baritone Saxophone

1st Trumpet in B♭
2nd & 3rd Trumpets in B♭

1st & 2nd Horns in F
3rd & 4th Horns in F

1st & 2nd Trombones
3rd (or Bass) Trombone

Euphonium
Tuba
String Bass

Harp

Timpani

1&2 Percussion ※1 player~
Bass Drum
Crash Cymbals (or Sus.Cymb.)
Suspended Cymbal
Triangle
Tambourine
Wind Chime

Glockenspiel
Vibraphone

♪楽曲解説♪

 サクラを見上げてしまうのは、日本人の習性でしょうか。サクラを嫌いと言った人に(なかなか)会ったことがありません。私が4月生まれだからなのでしょうか、サクラが咲くとソワソワしてしまいます。
 咲き誇るドラマチックな表情を見ると、幸せな心持になり、舞い散る姿を見ると切なくなる...
 「さくらのうた」のBからのメロディ、実は今から15年前に発想していたのです。しかも「さくらのはなさくころに...」と詞をつけていました。いつかこのフレーズを使って作品を...と思いながら、様々な分野の音楽(演劇・TVなど)を創作する間、実は「うた」になかなか注視できない...。つまり「うたがニガテ」だった期間が長くありました。しかし近年の器楽作品ではタイトルに(無意識的に)「うた」を付けています。最近の吹奏楽演奏を聞き、器楽曲だからこそ「うた」の心構えが最重要だと再認識したからでしょう。
 わかりやすいメロディとわかりやすいハーモニー、そして吹奏楽の色彩豊かな響き。そして一見するとシンプルであるが演奏してみるとハードルの高いメロディとバランスが問われるハーモニーとオーケストレーション。ひとつとして同じ演奏を聞くことが出来ないスコアをつくろうと思ったのです。楽譜でプレイヤーを束ねず「プレイヤーに余地のある楽譜」を提供することが今回のテーマでした。
 サクラを愛でながら思いを馳せるその心が、人によってまったく違うのと同じように、音楽のしなやかな変化を信じて、自分達だけの「さくらのうた」を演じていただけたら嬉しいです。たくさんのサクラが美しく咲き誇り、美しく舞い散りますように。 (出典・全日本吹奏楽連盟会報「すいそうがく」No.188 2011年12月)

… あれから時が経ち、コンサートレパートリーのひとつとして取り上げて頂ける機会が増えて参りましたが、より様々な編成に対応できるように改訂したのが今作品です。
 数々のオプションキュー、solo/soliの選択、いくつかの和音構成を変更、Harp、Vibraphoneの追加など、細かな追加変更を施しております。実際この譜面で最低10名から対応可能となります。編成や演奏のカラーに合わせて適宜選択・工夫して演奏して頂けたら嬉しいです。
 テンポにも幅広い選択肢があります。自然なアゴーギクを許容した上で、歌うのと同時に、6/8拍子が元来持つ舞曲的なリズム感覚も大事にして演奏してください。[I]前後のフェルマータは自由に解釈してください。編成やドラマ性に応じた時間の演出がカギとなります。全体的に、ソロ・セクション・テュッティの対比が立体的になることが望ましいです。

(福田洋介)

第22回朝日作曲賞受賞作品・2012年度全日本吹奏楽コンクール課題曲I
都立葛飾総合高等学校吹奏楽部により改訂版委嘱初演

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