作曲：アラム・ハチャトゥリアン(Aram Khachaturian)
編曲：ウィル・ヴァン・デル・ビーク(Wilvander Beek)
演奏時間：8:25（約）
グレード：5
編成：吹奏楽
楽曲構成：全4曲
1. 序奏
2. 愛の二重奏
3. 間奏曲
4. 収穫祭

Piccolo
Flute 1
Flute 2
Oboe 1
Oboe 2
Bassoon 1
Bassoon 2
Eb Clarinet
Bb Clarinet 1
Bb Clarinet 2
Bb Clarinet 3
Eb Alto Clarinet
Bb Bass Clarinet
Eb Alto Saxophone 1
Eb Alto Saxophone 2
Bb Tenor Saxophone
Eb Baritone Saxophone

Bb Trumpet / Cornet 1
Bb Trumpet / Cornet 2
Bb Trumpet / Cornet 3
F Horn 1/2
F Horn 3/4
C Trombone 1
C Trombone 2
C Trombone 3
C Baritone 1
Baritone/Euphonium Tc (Bb)
Bass (C)
String Bass
Timpani

[Percussion 1]S.D.
[Percussion 2]B.D., Cymbal
[Percussion 3]Glockenspiel, Xylophone

1941年、アルメニア出身の作曲家アラム・ハチャトゥリアンは、世界的に有名となるバレエ作品『ガイーヌ』を作曲しました。この作品では、彼の祖国アルメニアの風景や、平和で幸福な暮らしを築こうと努力する人々の姿が描かれています。
しかし、そこには平和を脅かす邪悪な勢力も存在し、物語に緊張感を与えます。
主人公のガイーヌは、ごく普通の若い女性ですが、村を深く愛し、その平和を守るために立ち上がります。村を守るための闘いだけでなく、彼女自身の幸せを手に入れるための葛藤も物語の重要な要素です。
ハチャトゥリアンは民謡的な要素を巧みに取り入れることで知られており、この吹奏楽編曲（編曲：ウィル・ヴァン・デル・ビーク）でも、その民族的な響きが随所に感じられます。
アルメニアの豊かな文化と感情の機微を音楽で体感できる、力強く感動的な作品です。