作曲：ヨハン・ゼバスティアン・バッハ(Johann Sebastian Bach)
編曲：パオロ・リッツィ(Paolo Rizzi)
グレード：6
編成：無伴奏コントラバス

String Bass

もともとはチェロ独奏のために作曲されたバッハの《無伴奏チェロ組曲》は、多くの楽器奏者に愛され続けており、今回紹介するのはそれをコントラバス用に編曲・校訂したバージョンです。
この編曲は、バッハの妻であったアンナ・マグダレーナ・バッハが書き写した原稿（ベルリン国立図書館所蔵）を元にしています。そのため、原典に忠実でありながらも、コントラバスの音域と特性を活かした工夫が施されています。
コントラバス奏者にとって、この組曲は技術と表現力を磨くための重要なレパートリーであり、音楽的にも非常に奥深い内容を持っています。
低音楽器ならではの重厚な響きでバッハの音楽を再発見することができる、価値ある編曲です。