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作曲：エドワード・グレグソン(Edward Gregson)
演奏時間：17:15（約）
グレード：6
編成：吹奏楽
楽曲構成：全3曲
I. 教会 (The Church)
II. 人民たち (The People)
III. 国家 (The State-Battle Music)

Piccolo
Flute 1
Flute 2
Oboe 1
Oboe 2
English Horn
Eb Clarinet
Bb Clarinet 1
Bb Clarinet 2
Bb Clarinet 3
Bass Clarinet
Bassoon 1
Bassoon 2
Contrabassoon
Eb Alto Saxophone
Bb Tenor Saxophone

Solo Tenor
Men's Voice

Synthesizer

Offstage Trumpet in Bb 1
Offstage Trumpet in Bb 2

Bb Trumpet 1
Bb Trumpet 2
Bb Trumpet 3
Bb Trumpet 4
F Horn 1
F Horn 2
F Horn 3
F Horn 4
Trombone 1
Trombone 2
Trombone 3
Euphonium
Tuba
String Bass

Timpani
Percussion 1
Percussion 2
Percussion 3
Percussion 4
Percussion 5
Percussion 6

この作品『The Kings Go Forth（王は受け継がれてゆく）』は、イギリス空軍音楽隊（Royal Air Force Music Service）とアメリカの大学コンソーシアムによる共同委嘱で作曲され、1996年のRAFイギリス・ツアー中に世界初演されました。編成は大規模なシンフォニック・ウィンドバンド（吹奏楽）で、さらに声楽も加えられています。
本作は、『The Sword and the Crown（剣と王冠）』の続編にあたります。前作は、1988年から1991年にかけてロイヤル・シェイクスピア・カンパニーが上演した『プランタジネット朝』および『ヘンリー四世 第1部・第2部』のための劇音楽を基にした作品でした。
『The Kings Go Forth』も同様に、これらのシェイクスピア劇の音楽素材を元に構成されており、異なる主題的要素が用いられています。
組曲は三つの楽章で構成され、それぞれが以下のような社会的・歴史的テーマを象徴しています：
1. The Church（教会） 2. The People（民衆） 3.The State（国家）
この作品は、中世イングランドの王権、宗教、民衆、国家の力関係を音楽的に描き出しており、ドラマティックで荘厳な響きを持つ、歴史の重みを感じさせる吹奏楽作品となっています。