作曲：エチエンヌ・クラウザス(Etienne Crausaz)
演奏時間：3:25（約）
グレード：5
編成：吹奏楽

Piccolo
Flute 1
Flute 2
Oboe 1
Oboe 2
Bassoon
Eb Clarinet
Bb Clarinet 1
Bb Clarinet 2
Bb Clarinet 3
Eb Alto Clarinet
Bb Bass Clarinet
Eb Alto Saxophone 1
Eb Alto Saxophone 2
Bb Tenor Saxophone
Eb Baritone Saxophone

Bb Trumpet 1
Bb Trumpet 2
Bb Trumpet 3
F Horn 1
F Horn 2
F Horn 3
F Horn 4
Trombone 1
Trombone 2
Trombone 3
Baritone / Euphonium
Tuba
String Bass

[Mallet Percussion]
[Percussion 1]
[Percussion 2]
[Percussion 3]

バルカン半島は、古くから多くの作曲家たちにインスピレーションを与えてきた地域であり、その音楽は力強いリズムと豊かなクライマックスを特徴としています。バルカン音楽は、地域ごとの多様な文化背景を反映しながらも、共通して情熱的で生命力に満ちたスタイルを持っています。
作曲家エティエンヌ・クラウザは、こうしたバルカン音楽の特徴的な要素を取り入れつつ、ロックの要素を大胆に融合させました。その結果生まれた《Balkan Dance（バルカン・ダンス）》は、エネルギーに満ちあふれた、華やかでスペクタクルな作品となっています。
この作品は、躍動感のあるリズムと刺激的なハーモニーによって聴衆を圧倒し、まるで座っていられないほどの高揚感をもたらします。
演奏する側にとっても、音楽の中に込められた熱量を存分に表現できる、魅力的なステージ作品です。情熱的で賑やかな祝祭のような雰囲気は、コンサートのハイライトとしても最適です。