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飯島俊成/Gr.5/9:40

祈り その時、彼女は何を想ったのか ドゥブロフカ劇場(モスクワ)2002.10.26/飯島俊成【吹奏楽ライセンス楽譜】

在庫
在庫あり
商品コード
YDOI-A15
メーカー
ブレーンミュージック / Brain Music
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■ライセンス楽譜について■
弊社「ライセンス楽譜」は、該当作品の「年間演奏ライセンス」を購入いただくスタイルの楽譜です。


この「ライセンス楽譜」をご購入のお客様には《楽譜(スコア+パート譜セット)》と《演奏許諾書》をお送りいたします。《演奏許諾書》により定められた期間内(※1年間)は、自由に演奏していただけます。


「ライセンス楽譜」の楽譜は返却不要です。ただし、《演奏許諾書》記載の許諾期間が終了した後は、公の場での演奏はできませんのでご注意ください。許諾期間終了後に、再演をご希望の場合は、新たに「年間演奏ライセンス」をご購入ください。


(1)「年間演奏ライセンス」お申し込みについて
弊社ネットショップから、または、専用のFAX申込用紙でお申し込みください。

(2)「年間演奏ライセンス」料のお支払いについて
ネットショップからお申し込みの場合は、「コンビニ決済(前払い)」、「代金引換(配達時にお支払い)」、「クレジット決済」からお選びいただけます。
FAXでお申し込みの場合には、「代金引換(配達時にお支払い)」のみでのお支払いとなります。

(3)「年間演奏ライセンス」の有効期間について
出荷日より1年間です。(※《演奏許諾書》に明記されます。)

(4)《演奏許諾書》について
《演奏許諾書》は楽譜出荷時に1枚同封いたします。演奏ライセンスの契約内容を記載した重要書類です。再発行は致しませんので、紛失しないようご注意ください。コンクール等へご出場の際は、この《演奏許諾書》をコピーしてご提出ください。

(5)演奏や録音等に関する著作物使用料について
日本音楽著作権協会(JASRAC)等の著作権管理団体が徴収いたします。演奏や録音等の際には楽曲名・作曲者名(編曲作品の場合は編曲者名を含む)・出版社名を日本音楽著作権協会等にお届けいただき、所定の著作物使用料をお支払いください。コンサート等のプログラム・パンフレットには、必ず楽曲名・作曲者名(編曲作品の場合は、必ず編曲者名を含む)の記載をお願いいたします。

(6)無断複製の禁止
楽譜の無断複製(コピー等、方法の如何を問わず)は、著作権法で禁じられております。ただし、演奏者数の都合により、パート譜の補充が必要な場合に限り、必要部数のコピーを認めます。また、コンテスト等の審査用にスコアをコピーして提出することは認めます。

(7)第三者の使用禁止
《演奏許諾書》に記載された演奏団体以外の第三者が、該当楽譜を演奏することはできません。万一、他の団体によって演奏された場合は、全ての楽譜を没収させていただき、ライセンスご契約者様(団体)及び、不正に楽譜を使用された団体に対し損害賠償を請求いたします。
(*)料金・サービス内容は諸事情により予告なく変更になる場合があります。 あらかじめご了承ください。


この楽譜は返却不要です


■許諾期間終了後に再演ご希望の場合■

① 楽譜をお持ちの場合は、再演用ライセンスがご利用いただけます。


再演用|年間ライセンス料 
吹奏楽作品(商品コードYD〇〇) 一律 16,500円(税込)
アンサンブル作品(商品コードYDQ〇〇) 一律 11,000円(税込)
ブラスバンド作品(商品コードYE〇〇) 一律 11,000円(税込)


再演用ライセンスは初回購入の演奏者(団体)にしか付与できません。

お申し込みの際には初回購入時のライセンスコード(演奏許諾書・スコア表紙に記載されています)が必要です。

ご利用方法、お申込みは下記ブレーン・オンラインショップへ


②楽譜をお持ちでない場合(紛失含む)は、新規で「年間ライセンス」(楽譜セットつき)が必要です。

¥33,000(税込)
税抜 ¥30,000
数量
-+

宅配スコア閲覧

宅配スコア閲覧:祈り その時、彼女は何を想ったのか ドゥブロフカ劇場(モスクワ)2002.10.26

¥1,100(税込)
税抜 ¥1,000

♪詳細情報♪

八戸ウィンドアンサンブル第20回定期演奏会委嘱作曲(2005) 
指揮:飯島俊成

作曲:飯島俊成(Toshinari Iijima)
演奏時間:9分40秒(約)
グレード:5
主なソロパート: Fl. / A.Fl. / B♭Cl. / Bsn. / Euph.
Trp.最高音:1st:High B♭ / 2nd:F / 3rd:Es
編成:吹奏楽

▼楽器編成▼

Piccolo (doub. Flute &Alto Flute)
Flute 1 & 2 (div.)
Oboe 1 & 2 (doub. English horn)
Bassoon
E♭Clarinet
B♭Clarinet 1 , 2 & 3 (all div.)
Bass Clarinet 1 & 2
Soprano Saxophone
Alto Saxophone 1 & 2 (all div.)
Tenor Saxophone (div.)
Baritone Saxophone (div.)
Trumpet 1 (doub. Piccolo Trumpet)
Trumpet 2,& 3
Horn 1 , 2 , 3 & 4
Trombone 1 & 2
Trombone 3 (or Bass Trombone)
Euphonium (div.)
Tuba (div.)
String Bass

Piano
Timpani

Percussion ※5 players~
Snare Drum
Bass Drum
Crash Cymbals
Suspended Cymbal
Tam-tam
Wind Chime
Bamboo Chime
Shell Chime
Anvil
Glockenspiel
Xylophone
Vibraphone
Marimba
Tubular Bells

♪楽曲解説♪

 2002年10月23日、モスクワで劇場占拠事件がありました。数十人のチェチェン独立派ゲリラがミュージカルを観ていた観客を中心に922人の人質を取り、故郷チェチェンからの撤退と、政治犯として投獄されている同朋たちの釈放を求めるという事件でした。もし治安当局との戦闘になれば、ロシア特殊精鋭部隊に対抗できるはずはなく全員殺される、しかしプーチン大統領が譲歩するとも思えない・・・、全員が殺されることを前提として、それでも、故郷チェチェンでロシアに殺された大切な人の復讐のため、今なお故郷で多くの命を奪いつつあるロシアに一矢でも報いたい、あるいは世界の人々に故郷の惨状を訴えたいと思ったのかもしれません。

 劇場の中央には120キロの爆薬を仕掛け、ボタンを押せば劇場の建物は一瞬に崩壊し、自分達も、人質も、ロシア特殊部隊員も全員、死ぬ。起爆装置のボタンは一人の女性の手に委ねられたそうです。

 26日、ロシア特殊部隊突入。ゲリラはほぼ全員射殺。起爆装置のボタンは押されませんでしたが、特殊部隊の使用したガスによって200人近い人質も命を落としました。

 特殊部隊とゲリラの戦闘、その時、起爆装置を持った女性はいつでもボタンを押せた。でも押さなかった。

 その時、彼女は何を想ったのか・・・

 肉親を殺したロシア軍、ロシア人に対する憎しみは強かった筈、固い意志をもった同志であった筈、そうでなければ起爆装置をまかされることはなかったでしょう。

 彼女は何故、ボタンを押さなかったんだろう。復讐の鬼になることを誓った、でも、何故、押さなかったんだろう?ボタンを押さずに、仲間と共に身体中に銃弾を浴びて死んだ。

 いつでも押せたのに・・・・、押すことはいつでも出来たのに・・・・

 何故?

 殺戮は殺戮の連鎖しか生まない、憎しみは憎しみの連鎖しか生まない。もし、最期の瞬間、彼女の脳裏に肉親を殺された時の自分の哀しみが蘇えり、それが人質達の家族の嘆きと重なってボタンを押さなかったのなら・・・・



 事件解決への方針、部隊突入に至るまでの経緯等、おそらくロシアは事実をありのままに公表してはないでしょうし、殺されたゲリラが証言することも出来ません。だから数十人のゲリラと200人の人質が死んだ経緯は永遠に闇の中。人質をとって立てこもるゲリラの行動は許されるものではないけれど、「戦争」として行われる一般市民の殺戮も許さることはありません。どこかで憎しみの連鎖を止めることが出来ていたら、こんな事件は起きなかった筈です。



 「ねぇ、もう殺し合うことも、憎しみ合うことも止めようよ・・・・」

 そう、想います。

(飯島俊成)

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