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異色のワークショップが開催されました!

「爪」ワークショップが開催されました!

2018年7月4日
話題の教則楽譜『合唱のイントロダクション』収録「爪/森山至貴 作曲 みなづきみのり 詩」を 使って、50人の合唱人が8パターンの表現を作りあげるという異色のワークショップが開催されました。
『合唱のイントロダクション』詳細はこちら
「爪/森山至貴 作曲 みなづきみのり 詩」作品解説と楽譜

仕掛け人は作曲者である森山氏と、合唱指揮者の三好草平氏。
ちょっと変わった企画になるとは聞いていましたが、その成果である8つの「爪」を聴き、絶句。。。

ぜひ皆さんもお聴きください。
そして、皆さんの合唱団オリジナルの「爪」を研いで動画公開してくだされば幸いです。

ワークショップ詳細

 このワークショップは主にインターネットを通じて参加者を募るスタイルで実施されました。
初めましての方も多く参加して下さり、集ったのは全部で48名。
その場で音取りをするところから開始し、3時間で8パターンの録音が完了しました。

ワークショップ募集に向けた作曲者の森山さんからのメッセージは以下の通り。

 「爪」は、『合唱のイントロダクション』(BRAIN MUSIC)に掲載された、平行和音のためのエチュードです。 作曲された単旋律を5度を中心とした自由な和音の平行移動で演奏すると、単旋律を歌っただけでは表現できない詩の世界が表現できるしかけになっています。 また、曲は5つの部分に分かれており、その順番や繰り返しも自由です。 今回のワークショップ企画では、この作品を使ってさまざまに「遊び倒し」ます。 全員でのユニゾンからトーンクラスターまでのさまざまな音の重なり方を楽しみ、また構成に工夫を凝らすことで 「演奏会にも乗せられるエチュード」としての「爪」の可能性を提示することにも挑戦してみたいと思っています。


演奏はコチラ↓演奏レシピ解説付き!
①楽譜通りver.
②長三和音ver.
③短三和音ver.
④6/8風ver.
⑤ドローンver.
⑥堆積ver.
⑦トーンクラスターver.
⑧ヘテロフォニー ver.


企画発起人より…ワークショップを終えて
■ 森山 至貴 ■
音取りからはじめて1つの楽曲を何通りにも遊び倒す、短くも濃密な3時間を、私自身とても楽しみました。 合唱は音を重ねてつくるものですが、「縦に並んだ音符を一斉に歌う」以外にも音を重ねる方法はいろいろあります。その方法をたくさんストックしておくことは、できる音楽の幅をぐんと広げるはず。ぜひ「爪」を頭と耳を使ってさまざまな方法で楽しんでください。そうすれば、「楽譜通りに歌う」ことの意味もまた再発見できるはずです。

■ 三好 草平 ■
「爪」という普通に演奏すれば2分足らずの小さな曲が、こんなにも多様な可能性を持ち、それらが合唱団の歌い手一人一人に大きな刺激を与えてくれるのだということを改めて実感しました。 今回かなり難しいパターンも実施していますが、集ってくださった方々の技量がとても高く、スムースに録音することが出来ました。 皆さんも様々なアイディアを持ってこの曲を遊び倒していただければ嬉しいです。

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