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選曲カフェ - 第92回

2027年課題曲委嘱で話題! ロバート・シェルドンの音楽

半世紀ぶりの海外作曲家への全日本吹奏楽コンクール課題曲委嘱で注目度急上昇中のロバート・シェルドン。その代表作をご紹介いたします。この機会にぜひ、彼の音楽に触れてみてはいかがでしょうか。

2026年7月10日


2027年課題曲委嘱で話題!
ロバート・シェルドンの音楽

2027年全日本吹奏楽コンクールの課題曲委嘱として、いま大きな注目を集めているのが、ロバート・シェルドン(Robert Sheldon)氏です。海外作曲家への課題曲委嘱は1978年以来、じつに「49年ぶり」。およそ半世紀ぶりとなる異例の抜擢が話題になっていますね。

御年72歳。世界的な音楽出版社「アルフレッド社」で長年ヒット作をプロデュースし、楽譜の総売上は驚異の400万部を超えるアメリカ吹奏楽界の大御所。過去には『日本吹奏楽指導者クリニック』にも招聘されており、日本の吹奏楽の響きや熱量を肌で知るレジェンドでもあります。

▼ロバート・シェルドン 公式ホームページ
https://robertsheldonmusic.com/

気になる2027年の課題曲タイトルは、『アセンディング・ザ・スノーキャップト・ピークス(Ascending the Snowcapped Peaks)』。誰も見たことがない壮大な雪山登頂への挑戦を予感させるタイトルに、一体どんな作品に仕上がっているのか楽しみです。

これまでの日本の吹奏楽コンクールシーンでも、シェルドンの作品は数多く取り組まれてきました。中でも『マナティ・リリック序曲』は特に人気が高く、近年では『セレブレーション・アンド・ソング』がよく演奏されています。

また、教育的な作品を多数手がける一方で、ニューヨークの街並みを描いた『メトロプレックス』のような中~上級バンド向けの作品や、『ダンス・セレスティアーレ』のように1990年に春日市民吹奏楽団(指揮:川口春生)によって全国大会でも演奏され、話題となった比較的大規模なオーケストレーションの作品も発表されています。

この機会に、改めてシェルドンの素晴らしい音楽に触れてみませんか?

《代表作ラインナップ》

 

マナティ・リリック序曲 ※特に人気!

活気に満ちたお祭りのような雰囲気と、中間部の叙情的なメロディとの鮮やかなコントラストを楽しめる人気の序曲。

セレブレーション・アンド・ソング ※近年人気なのはコレ!

躍動的な音楽は抒情的な中間部を経て、熱狂的な再現部&コーダへ。特に感動的な中間部はこの曲の醍醐味になっています。

フォール・リヴァー序曲

初~中級バンドにおすすめの、美しい響きに満ちた序曲です。表情豊かなアンダンテ部分が音楽に奥行きを持たせます。

飛行の幻想

ドラマチックな「急-緩-急」の3部形式で構成された、大空を舞うような高揚感を楽しめる作品。

クレスト・オブ・ノビリティ (高貴さのしるし)

威風堂々としたファンファーレと、哀愁を伴う美しいメロディが魅力的なドラマチックな序曲。

コレオグラフィー

メロディーとハーモニーがダイナミックに絡み合いながら展開していく、狂想曲風な構成の作品。

大空を越えて (高い空の彼方)

力強いファンファーレ、シンコペーションを用いた推進力に溢れる壮大な序曲。

ウェスト・ハイランドの想い出

イングランドやウェールズの丘陵地帯への旅から着想を得た、全3楽章からなる民謡風のメロディを取り入れた組曲。

メトロプレックス マンハッタンからの3枚の絵葉書 ※中~上級バンド向け

そびえ立つ高層ビルの街並み、都会的なジャズシーン、ワイルドなタクシー。3つの場面で活気あふれるニューヨークを描く。

ダンス・セレスティアーレ ※全国大会での演奏実績あり

華やかなファンファーレと躍動的なリズムが特徴。中間部では美しく歌い上げる各楽器のソロと、雄大な伴奏が絡み合います。

 

 

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