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2023日本管楽合奏コンテスト

最優秀賞演奏ダイジェスト動画

NEWS

2023.11.20: 演奏に込められた想い綴ったミニコラム「ココ聴いて」の第4弾が到着！
2023.11.15: 演奏に込められた想い綴ったミニコラム「ココ聴いて」の第3弾が到着！
2023.11.14: 演奏に込められた想い綴ったミニコラム「ココ聴いて」の第2弾が到着！
2023.11.08: 高校生Ｂ部門最優秀賞演奏ダイジェストムービーを公開！
2023.11.08: 演奏に込められた想い綴ったミニコラム「ココ聴いて」の第1弾が到着！
2023.10.10: スマホで聴ける全国大会！予約開始！
2023.10.10: 全国大会商品予約開始！
2023.09.30: B部門はライブ配信！進行表をチェック！
2023.09.30: 出場団体決定！

文部科学大臣賞受賞！
「ココ聴いて」！

団体名をクリック！

中学生B部門

市川市立第三中学校
指揮：善木健仁

市川市立第三中学校

吹奏楽のための風景詩「陽が昇るとき」より I, II, IV／高昌帥

ココ聴いて！

　今年度の２年生38名、３年生33名は学年の分け目を越えて仲良しで、部活は笑顔で溢れていました。しかし、夏のコンクールに出られる人数は限られています。メンバー選考において多くのドラマがありましたし、出られない2年生は「大好きな先輩と一緒にこの曲を演奏したい！」と長く苦しんでいたはずです。しかし、ここまでそんな素振りは一切見せず、応援のキーホルダーを作ったり、楽器運搬を率先してやってくれたりして直向きに頑張り続けました。そんなメンバーには、この日が念願の晴れ舞台だったのです。練習量も経験も違うけれど、大好きな先輩とこんなに素晴らしいホールで一緒に演奏できること、同学年全員と吹けることはかけがえのない宝物です。
　中間部の温かい祈りの音楽には先輩たちと過ごしたかけがえのない日々を重ね、クライマックスの陽光には今までの悔しかった思いを全て音に乗せ、会場中に響かせました。この曲の緊張する場面も優しい場面も輝かしい場面も、メンバー全員で一緒に吹けて本当に楽しかったです。私たちの思いの詰まった「陽が昇るとき」が、少しでも多くの方の心に響き渡りますように。

高校生B部門

千葉県立幕張総合高等学校
指揮：伊藤巧真

千葉県立幕張総合高等学校

バレエ音楽「ダフニスとクロエ」第2組曲より夜明け, 全員の踊り／M.ラヴェル（伊藤巧真）

ココ聴いて！

　近年、幕張総合高等学校ではクラシックの名曲を独自に編曲して演奏会やコンクールなどで演奏しています。その練習の際に欠かせないのが、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロなどの弦楽パートの生徒たちの存在です。今回のように30人程度の弦楽メンバーを足し加えてハイブリッドな吹奏楽の合奏をしてみることで、ボウイングによる自然な発音のニュアンスやロングトーンの重心変化、弦楽特有の長いフレージングを生で感じることができ、管楽器にとって不可欠な「息」のデザインができます。「夜明け」は特にその表現に苦心しました。普段はオーケストラ部として活動している私たちにとって、弦楽パートの生徒たちは宝物のような存在で、吹奏楽の演奏に際して陰の立役者と言えます。

小学生部門

船橋市立西海神小学校New
指揮：木内紀子

船橋市立西海神小学校

交響的詩曲「走れメロス」／福島弘和

ココ聴いて！

　昨年赴任した船橋市立西海神小学校は、ガッツがある・勢いのある音が特徴の器楽部です。今年のコンクールでは福島弘和氏の「走れメロス」を選曲しました。金管セクションの勢いと、木管楽器のソリスティックな演奏を聴かせる場面があり、今年のメンバーにピッタリだと思いました。
練習時間は平日4日間の朝練・放課後1時間ずつ、土曜日に3時間とけっして長くない練習時間のなか、6年生の背中を見て下級生もぐんぐん成長し夏の吹奏楽コンクールを迎えました。
結果は支部大会金賞でしたが代表になれず非常に悔しい思い出となりました。しかし、そこから技術向上のために各楽器の先生にレッスンをしていただき、日本管楽合奏コンテストに臨みました。
冒頭の勇ましい演奏、練習を重ねた連符、前日になかなか合わず苦労した場面が全て納得のいく演奏となりました。是非小学生の精一杯の演奏をお聴きいただけたらと思います。

中学生A部門

松戸市立第四中学校
指揮：栢木幸宏

松戸市立第四中学校

メトロポリス 1927／P.グレイアム

ココ聴いて！

　部員の減少により1年生（ほとんど初心者）も全員参加で臨んだ2023年の吹奏楽コンクール。 2・3年生を軸に、松戸四中ならではののびやかなサウンドを生かす難曲「メトロポリス1927」に挑戦しました。
細かなパッセージ・リズムを合わせるトレーニングは、ゆっくりのテンポからひたすらコツコツ練習をしました。
旋律・伴奏のバトンタッチはとても難しく、小さなパズルをはめていくような練習を重ねていきました。
早いテンポでも、積み木がずれることなく積みあがっていくかのように、だんだんと音が繋がっていき、音楽づくりの楽しさを感じました。
そんな地道なトレーニングを経て四中ならではの「メトロポリス1927」となっていきました。
　夏のコンクールでは、まだまだ演奏できる部分が少なかった1年生も管楽合奏コンテストでは曲の大部分を演奏できるまで成長してくれました。
特にクライマックスに向かうファンファーレと音の波が押し寄せる細かなパッセージを是非お聴きいただきたいです。

高校生A部門

東海大学付属高輪台高等学校
指揮：島川真樹

東海大学付属高輪台高等学校

宇宙の音楽／P.スパーク

ココ聴いて！

　メンバーは3年生を中心としたマーチングメンバーで、表現力の育成するために本大会に参加いたしました。全日本吹奏楽コンクールでは、コンクールメンバーで出演順朝が朝一番ながら金賞を受賞しており、なんとか彼らに負けないように頑張ろうと考えておりましたが、大会直前に金沢で開催された「金沢マーチングフェスティバル」に参加し、ほとんど練習が行えないまま、本番に！そんな状況での演奏だったので、グランプリの発表を聴いた瞬間、全員が驚き、喜びの声をあげてしまいました（汗）
今思えば、大会前に集中した練習を行えなかった分、いつもの高輪台らしい演奏になったのではないかと考えております。
そんな高輪台サウンドをぜひ聴いてください！
この度は最優秀グランプリ＆文部科学大臣賞をいただき、ありがとうございました。