揺れ動く変拍子が心地よい。丁寧にサウンドを作りたい、祝典的な情緒あふれる作品。

曲は2つの章からなり、静と動、陰と陽の二局対立の構図を計り、海が見せる無限の表情を企図している。2つの章は連続して演奏される。

時間を越えて、ワーグナーの作り出した世界観に翻弄されていくような感覚が演奏者の間にきっと生まれてくる事でしょう。

2009年、国際現代音楽協会（ISCM）主催音楽祭「WorldNewMusicDays2009ListentotheWorld｣に入選。

済州島の有名な民謡『龍泉剣』（ヨンチョンゴン）を題材にした甘美でドラマチックな音楽。

エチュードとしても素晴らしい、美しいコラールです。

課題曲版より小編成から大編成までさまざまな編成で演奏できるように改訂されています。

主軸となるパートを担当する木管楽器群にはとても重要な役割が与えられていますが、音楽の中に入り込んでいく事が、これらをひとつひとつ解決していく鍵となるでしょう。

甘さとほろ苦さの混じった親しみやすいメロディーのラテン系フュージョン。

モーツァルトの《「ああ、ママにいうわ｣による変奏曲》を題材とする、大変美しい作品。

冒頭部のトランペットとそれに続く木管のメロディーに、希望に満ちた前進感が歌い上げられています。

管楽器のハーモニーを重視し、優しく心から奏でるコラールアレンジ。