東北福祉大学委嘱作品として2011年の全日本吹奏楽コンクールで演奏された。暖かさと壮大さが八木澤氏ならではの言葉で表現されている。

フルート４重奏の「テルミニ｣を再編した作品。ローマの街角を散策している様子を楽しいスキップのリズムが表現します。

ジャズに影響を与えた軍楽隊の奏でる音楽をイメージした「パレード｣誰ともなく自然と口ずさむ「バラード｣そして夜がふけてからの楽しみ「レビュー｣の３曲から成ります。

変拍子を多用した難曲。変拍子を活かした、快活で緊張感のある演奏を目指したい。

約7分という短い演奏時間の中に性格の異なる様々な場面を詰め込んだ作品です。

バレエ音楽としての優雅さ、スペイン的な個性的なリズム、中盤でのフルート、アルトサックスのソロなどが、演奏する上での重要なポイントとなっています。

モーツァルト最後のオペラ！有名なアリアが多く、耳に馴染みやすいメロディが沢山登場します。

歌劇の4場面で構成した編曲版。マスネの才能あふれるフランスオペラの世界が十分楽しめる！

前奏曲とシチリアーナ、乾杯―泡立つ酒よ、祈りの歌の3つの場面を抜粋し編曲。最後は劇的に幕を閉じる。

名曲の間奏曲を堪能できる構成。豊かな表現が期待され、厚みあるオーケストレーションが魅力を際立たせます。

劇中の有名な３つの歌が、編曲者自身の創作部分も交え、巧みに接続されている。「ある晴れた日に｣は繊細なFl.ソロが空気を創る。

G.マーラー作曲の交響曲第5番、第5楽章RondoFinaleを基本とし、再構成したものである。

数々の名曲を生んだオッフェンバックの作品で、神話の世界を題材とした音楽はロマンティックな雰囲気が漂う。

軽快で華麗な楽想と、しばしば「東洋的」と形容されるロシア風の旋律が印象的な作品。版が異なりますがブリヂストン吹奏楽団久留米など全国大会で演奏されています。

有名なミュラー＝ベルクハウスのアレンジを参考に、いくつかの場面では原曲から書き直している。

「ラメント・バス(嘆きの低音)｣と呼ばれ、悲しみや嘆きを表現する場面で当時の多くの作曲家達によって使用されていたリストのピアノ曲を吹奏楽のために編曲。

クリスマスに上演されることの多いオペラ。ゆったりとしたテンポで丁寧に演奏したい作品。

ピアノ独奏版から直接、吹奏楽に編曲したもので、吹奏楽でしか表現しえない色彩を目指した。

南国をイメージしたタランテラのリズムや、ロッシーニクレシェンドのような繰り返しのフレーズ等が特徴的。

劇中曲の明るく楽しいメロディを用い、緩急を織り交ぜ自由に構成。オペレッタのコミカルな雰囲気を楽しめる。

2001年愛媛県立松山西高等学校吹奏楽部によりコンクールで初演。原曲に近い編成で書かれているため、中規模の編成でも演奏可能な作品に仕上がっています。

目まぐるしく変わる楽器の変化（音色の変化）が聴いている人を飽きさせません。演奏効果の高い編曲です。

色彩豊かな構成だけでなく、各楽器の「鳴りやすい音域｣で編曲されているから、演奏効果抜群。