シンフォニエッタ 第4番（スコアのみ）／フィリップ・スパーク【吹奏楽輸入楽譜】

作曲：フィリップ・スパーク(Philip Sparke)
演奏時間：18:45（約）
グレード：5
編成：吹奏楽
楽曲構成：全3曲
1. Moderate
2. Lento
3. Rimico

Piccolo
Flute 1
Flute 2
Oboe
English Horn
Bassoon 1/2
Eb Clarinet
Bb Clarinet 1
Bb Clarinet 2
Bb Clarinet 3
Eb Alto Clarinet
Bb Bass Clarinet
Eb Alto Saxophone 1
Eb Alto Saxophone 2
Bb Tenor Saxophone
Eb Baritone Saxophone

Bb Trumpet 1
Bb Trumpet 2
Bb Trumpet 3
F Horn 1
F Horn 2
F Horn 3
F Horn 4
Trombone 1
Trombone 2
Trombone 3
Euphonium
Tuba
String Bass

Timpani
Percussion 1
Percussion 2
Percussion 3

フィリップ・スパーク作曲の《シンフォニエッタ第4番》は、3つの部分から構成されていますが、全体は切れ目なく一続きで演奏されます。
第1部は、叙情的なフーガ風のパッセージから始まり、続く中間部ではテンポが速まり、よりリズミカルで活発な音楽へと展開します。
第2部はゆったりとしたテンポで書かれており、ユーフォニアムによる長く表情豊かなソロが中心となります。
そして第3部では、この作品の委嘱元に対するオマージュが込められており、さまざまな打楽器がまるで大工の作業場を思わせるような音を奏でます。そこに、スキャット風のユニゾンによるオーケストラのフレーズが重なり、ユーモアと創意に富んだ締めくくりとなっています。
このように《シンフォニエッタ第4番》は、技巧、抒情性、そして遊び心が巧みに織り交ぜられた、スパークらしい魅力にあふれた作品です。