作曲：マイケル・フォーブス(Michael Forbes)
演奏時間：6:00（約）
グレード：5
編成：バリ・テューバ4重奏

2 Euphoniums, 2 Tubas

1998年、コロニアル・ユーフォニアム／テューバ・インスティテュートの四重奏コンペティションで優勝したことを「結果（＝consequence）」として、テューバ／ユーフォニアム四重奏団「Sotto Voce（ソット・ヴォーチェ）」は、第16回アメリカ陸軍バンド・テューバ／ユーフォニアム・カンファレンスでの演奏機会を得ました。
その演奏に向けて、コンサートの華やかなオープナーとして作曲されたのがこの《Consequences（コンセクエンシズ）》です。
作曲は本番のわずか1週間前に行われ、作品は冒頭から力強く勢いよく始まり、四重奏それぞれの奏者に対しても、全体としてもリズムの絡み合いを通じて挑戦的な内容になっています。
スリリングで技巧的な構成により、演奏者には冒険心が試される作品と言えるでしょう。
その結果、《Consequences》はテューバ／ユーフォニアム四重奏のレパートリーの中でも、実用的かつ印象的な作品として広く受け入れられるようになりました。