楽劇「トリスタンとイゾルデ」より 愛の死／R.ワーグナー（宍倉 晃）【吹奏楽販売楽譜】

作曲：リヒャルト・ワーグナー（Richard Wagner）
編曲：宍倉 晃（Koh Shishikura）
演奏時間：7分30秒（約）
グレード：3
調性：原調（As:-H:）
主なソロパート：特になし
Trp最高音：1st：A / 2nd：E / 3rd：E
編成：吹奏楽
販売形態：販売譜（スコア＋パート譜）

楽劇「トリスタンとイゾルデ」は1857年から1859年にかけて作曲されました。台本もワーグナー自身が古代トリスタン伝説をもとに書いています。
ワーグナーは"あらゆる夢において最も美しい夢への記念碑"と述べており、その後の多くの芸術家に多大な影響を与えました。

この「愛の死」は楽劇の第３幕終結部にイゾルデによって歌われます。演奏会では単独や管弦楽のみで演奏される事も多く、ワーグナー愛好者から永く愛され続けている名曲です。示導動機やトリスタン和音などを曲の随所に散りばめた独特の作曲法で作られており、ワーグナーの天才的な才能が存分に発揮されています。

この音楽から受ける印象、感覚を言葉にする事は大変困難です。 時間を越えて、ワーグナーの作り出した世界観に翻弄されていくような感覚が演奏者の間にきっと生まれてくる事でしょう。

（宍倉 晃）