

楽曲詳細情報
- 作曲者
- クロード・ドビュッシー(Claude Debussy)
- 編曲
- 中村均一(Kin-ichi Nakamura)
- 演奏時間
- 4分10秒 (約)
- グレード
- 3.5
- 編成
- サクソフォーン4重奏
- 販売形態
- 販売譜(スコア+パート譜)
楽器編成
- Soprano Saxophone in B♭
- Alto Saxophone in E♭
- Tenor Saxophone in B♭
- Baritone Saxophone in E♭
楽曲解説
アラベスクArabesqueとは「アラビアの、アラビア風」と言う意味で、 もとはイスラム教徒が装飾に用いる複雑なデザイン模様のことです。 ドビュッシーはアラベスクに刺激を受けて華麗に装飾した素敵なピアノ曲を作りました。
「牧神の午後への前奏曲」や「海」にも見られる様にアラベスク模様は、その様式においてこの世界の部分と全体との関わりようを端的に示してドビュッシーの霊感が大いに刺激を受けたようです。2連符と3連符の織りなすリズムやメロディラインが絡み合い、一体となる事でよりいっそう深みのある美しい景色を作り上げました。
冒頭の3パートの音符の長さは丁度ピアノのペダルを踏んだ様な感じに聴こえる様に少し余韻を作ると美しいと思います。6小節めからの8分音符は転ばないように安定感を持って、逆にソプラノの3連符は動きを自由に持って色彩の違いを表現しましょう。
DやGの部分は一体感のある響きを作ります。テンポや音量の割り合いを工夫すると様々な色彩を出す事が出来ますのでアンサンブル力とセンスの良さを発揮できるでしょう。Eの部分はテナーからアルト、そしてソプラノへと駆け上がるようにスピード感を大切にして下さい。
全体に和音もメロディも美しい曲ですが、一体感のある響きと異なるリズムが模様のように集まったり広がったり、早かったり、ゆっくりであったり、生命力を持った生き物の様に表現を工夫すると素晴らしい演奏になると思います。
(中村均一)











