

楽曲詳細情報
- 作曲者
- フランツ・リスト(Franz Liszt)
- 編曲
- 木村健雄(Takeo Kimura)
- 演奏時間
- 6分00秒 (約)
- グレード
- 5
- 編成
- クラリネット8重奏
- 販売形態
- 販売譜(スコア+パート譜)
楽器編成
- Clarinet in E♭
- 1st Clarinet in B♭
- 2nd Clarinet in B♭
- 3rd Clarinet in B♭
- 4th Clarinet in B♭
- 1st Bass Clarinet in B♭
- 2nd Bass Clarinet in B♭
- Contra-alto Clarinet in E♭
楽曲解説
この曲は、1860年、リストが同郷の詩人、ニクラウス・レーナウの長編戯曲詩「ファウスト」にインスパイアされて作曲した2曲の管弦楽曲のうちの第2曲目で「村の居酒屋での踊り」というタイトルを持っています。のちにピアノ用に編曲され「メフィスト・ワルツ 第1番」と呼ばれ広く親しまれています。曲は以下のようなエピソードをある程度描写的に追って作られています。
『ファウストは狩人に姿を変えたメフィストフェレス(悪魔)に連れられて村の居酒屋にやってくる。酒と踊りで熱狂的に盛り上がる村人たち。メフィストが楽士からヴァイオリンを取り上げ狂ったように弾きだすと、さらに乱痴気騒ぎが始まる。その騒ぎの最中、ファウストはひとりの娘の手をとって踊りながら戸外へ出てゆき、森の中へ消えてゆく。』ラストの激しい部分はメフィストのあざ笑う声のようにも聴こえます。
この編曲は、東京杉並にある東京立正高等学校に委嘱され、アンサンブル・コンテスト用に2002年に書いたものです。ダイナミクスの幅を最大限に生かすことと、鋭いビート感を全員で保ち続けることがリストらしく聴かせるコツではないでしょうか。
中間部204小節目からのSoloは、アルト・クラリネットで吹いた方が易しいかもしれませんが、バス・クラリネットの方が効果的です。もし可能であれば、220小節目から239小節目までもB♭クラリネットを休ませてバス・クラリネットのSoloの方が良いでしょう。
(木村健雄)














