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クラリネット4重奏:超絶技巧練習曲 第一番「蟋蟀之譜(こおろぎのふ)」-四本のクラリネットのための-/阿部勇一【アンサンブル楽譜】

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在庫あり
商品コード
ENMS-84308
JANコード
4995751824738
メーカー
ブレーンミュージック / Brain Music
¥3,520(税込)
税抜 ¥3,200
数量
-+
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第二番「アンティーク イントロダクション&トッカータ」
第三番「移り気で断章的な三拍子」
第四番「夏の果(なつのはて)」
第五番「グラフィティ・オブ・スウィング」
第六番「天界飛翔」
第七番「アニマンド」

♪詳細情報♪

作曲者:阿部勇一(Yuichi Abe)
演奏時間:7分30秒 (約)
グレード:4
編成:クラリネット4重奏
販売形態:販売楽譜(アンサンブル)
楽器編成
1st B♭Clarinet
2nd B♭Clarinet
3rd B♭Clarinet
4th B♭Clarinet
南部風鈴 A/B ※4人のCl奏者が持ち替えて演奏

♪楽曲解説♪

日本では夏から秋にかけて様々な虫の声が聞こえます。暑い一日が終わり、少しひんやりする夜の空気の中、私たちが耳にするあの「リーン、リーン」と鳴く声はとても情緒的で郷愁を誘います。

日本史上、中世以前は「蟋蟀(コオロギ)」とはセミをも含むあらゆる鳴く昆虫を指していたようで、現在でも学問的厳密性を要さない日常会話上では、コオロギ科でないカマドウマやコロギス、ヒメギスなども「コオロギ」に含むことがあるようです。虫のいる小さな世界に耳を傾けてみると、そこには別の世界があることに気が付き、幻想を感じます。

冒頭部分は虫の音を真似るようなリズムで始まります。幾つかの規則的なリズムは、各自違う時間軸を持って鳴いている虫たちを表現し、いつしか複雑に絡みながら合奏のように感じられてきます。そしてその合奏が鳴り止むと、ひと吹きの冷たい夜風が吹くイメージでしょうか。秋の気配を感じさせるイメージでしょうか…。しかし、まだまだ暑さが残るこの夜は、虫たちと共に摩訶不思議で怪しげな世界へと導かれてゆくのです。曲中に使われる「風鈴」2台は、岩手県産の南部風鈴のような音が理想です。

委嘱:アルビオン・クラリネット・ヴァリエ(長崎県) 2011年8月10日

(阿部勇一)

■特殊楽器 
南部風鈴 A《Nanbu-furin A》(Bよりも高音のものを使用)
南部風鈴 B《Nanbu-furin B》(Aよりも低音のものを使用)
※風鈴はスタンドで固定し、うちわなどで扇ぎ鳴らすとより自然な音が出ます。
■特殊奏法
With Mouthpiece only [マウスピースだけで演奏]
Like the Tanna japonensis =ひぐらし[セミ]のように。
ひぐらし[セミ]のように、自由に表現してみてください。

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