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わらのなかの七面烏/峠のわが家/ゆかいな牧場/赤い河の谷間/リパブリック賛歌

5パート+打楽器:アメリカ民謡ファンタジーⅠ/(後藤 洋)【フレキシブルアンサンブル販売楽譜】

在庫
在庫あり
商品コード
FLMS-87121
JANコード
4995751823021
メーカー
ブレーンミュージック / Brain Music
¥7,700(税込)
税抜 ¥7,000
数量
-+
♪詳細情報♪
編曲:後藤 洋(Yo Goto)
演奏時間:5分30秒(約)
グレード:3
編成:フレキシブル(5パート+打楽器)
▼楽器編成▼
Part 1
Flute
Oboe
Clarinet in E♭
Clarinet in B♭
Alto Saxophone in E♭
Trumpet in B♭
Part 2
Clarinet in B♭
Alto Saxophone in E♭
Trumpet in B♭
Horn in F
Part 3
Clarinet in B♭
Tenor Saxophone in B♭
Horn in F
Part 4
Bassoon
Tenor Saxophone in B♭
Trombone
Euphonium
Part 5
Bassoon
Bass Clarinet in B♭
Baritone Saxophone in E♭
Trombone
Euphonium
Tuba
String Bass
Drum Set
Glockenspiel & Xylophone (Opt.)
♪楽曲解説♪

 雑誌「バンドジャーナル(音楽之友社)」付録楽譜として「さまざまな編成で6人から演奏できる○○ファンタジー」を、2015年3月号よりシリーズとして編曲しています。この《アメリカ民謡ファンタジー》では、よく知られている旋律の中から《わらのなかの七面烏》・《峠のわが家》・《ゆかいな牧場》・《赤い河の谷間》・《リパブリック賛歌》の5曲を選び、コンサート向きのメドレーに仕立てています。

①《わらのなかの七面烏》:日本ではフォークダンスの定番 《オクラホマミクサー》(実はこれは曲名ではなくダンスの名)に使用される曲として知られています。アメリカでは19世紀前半から盛んに歌われるようになったようです。この編曲では旋律がパート間で受け継がれながら、調を変えて2回繰り返されます。

②《峠のわが家》:民謡として認知されている旋律ですが、実は作詞・作曲者がいます。歌詞はブリュースター・M.ヒグリーというカンザス州の詩人で、1873年に発表されたその詩にヒグリーの友人ダニエル・E.ケリーが曲を付けました。カンザス州は1947年6月にこの曲を公式に州歌と定めています。最初の場面はパート4を担当する任意の楽器のソロとなっています。バンドの規模と編成によっては、ソロ以外のパートも人数を減らしたほうがよいかもしれません。

③《ゆかいな牧場》:伝承童謡(マザー・グース)のひとつで、オリジナルのタイトルは〈マクドナルドじいさんの牧場〉。さまざまな替え歌で親しまれています。ここでは遠くから近づき、また遠ざかっていく行進曲をイメージしました。パート5のソロは、途中で楽器を替えても面白いと思います。

④《赤い河の谷間》:去って行く恋人を慕う女性の歌。「赤い河」とは、ミシシッピー河の支流で、テキサスとオクラホマの州境を流れる河だそうです。パート1のソロ(任意の楽器)を他のパートが静かに支え、その背景にはまだ行進曲のリズムがかすかに聴こえます。

⑤《リパブリック賛歌》:これも替え歌で親しまれていますね。本来は南北戦争における北軍の行進曲でした。遠ざかっていった行進曲が姿を変えて再び近づいてきて、クライマックスを迎えます。

 「さまざまな編成で6人から演奏できる」このスタイルの楽譜は、もうおなじみですね?バンド全体が打楽器を含めた6つのパートに分かれ、それぞれのパートは指定された楽器を自由に選び、組み合わせて演奏することができます。各バンドの人数や編成に応じて楽器の組み合わせを工夫し、オリジナル・サウンドを創ってみましょう。常に全部の楽器で演奏する必要はなく、適宜楽器を減らしたり、特定の楽器のソロの場面を作るなどして、サウンドに変化をつけてみることをおすすめします。

(後藤 洋)

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