原題:Strange Humor (score)/John Mackey
楽曲詳細情報
- 作曲者
- ジョン・マッキー(John Mackey)
- 演奏時間
- 5分30秒 (約)
- グレード
- 4
- 編成
- 吹奏楽
- 出版社
- オスティ・ミュージック(Osti Music)
- 販売形態
- 販売譜
楽器編成
- Picc.
- Fl.1&2
- Ob.
- E-Hrn.
- Bsn.1&2
- Contra Bsn.
- Eb Cl.
- Cl.1&2
- B.Cl.
- Contra B.Cl.
- S.Sax.
- A.Sax.1&2
- T.Sax.
- B.Sax.
- Trp.1,2,3&4
- Hrn.1,2,3&4
- Trb.1,2&3(Bass)
- Euph.
- Tuba 1&2
- St.Bass
- Djembe
- B.Dr.
- Vib.
- S.Dr.
- Mari.
- Xylo.
- Crotales
- Sus.Cym.
楽曲解説
アメリカ吹奏楽指導者協会からの委嘱によって吹奏楽用に編曲されました。世界初演は2006年3月1日にテキサス州リチャードソンで行われた同協会の会合で、R.フロイド氏指揮によるべイラー大学ウインドアンサンブルによって行われました。
「ストレンジ・ユーモア」は「レッドライン・タンゴ」に続いて、弦楽4重奏とジャンベ(西アフリカの太鼓)のために作曲されました。この吹奏楽版はその原曲を書き直したものです。原曲は作曲者がジュリアード音楽院の大学院に在籍中に作曲し、後にR.バトル氏が振り付けを担当したパーソンズ・ダンスカンパニーの公演用にも改作されています。
作品は、中東地域独特の音階による旋律とシンコペーションを用いたリズム、アフリカの太鼓の打撃音を生かした伴奏が登場し、2つの音楽文化が見事に融合されています。
原曲から残されているジャンベの打撃音がこの作品の根幹をなしています。ジャンベは砂時計のような形をした太鼓で素手で演奏されます。ジャンベによるアンサンブルは、マリやギニアといった西アフリカの国々で、多くの式典音楽の伴奏を受けもっています。
(ジョン・マッキー)