ティンパニとパーカッションのための協奏曲／ジョン・H・ベック【アンサンブル輸入楽譜】

作曲

ジョン・H・ベック(John H. Beck)

演奏時間

11:30（約）

グレード

6

編成

打楽器・アンサンブル楽譜

販売形態

スコア+パート譜

Solo Timpani (A, D, E, G)

1st Percussion
Marimba, Xylophone, Brake Drums

2nd Percussion
Vibes, Concert Toms, Chimes, Bongos

3rd Percussion
Bells, Chimes, Bongos

4th Percussion
Snare Drum

5th Percussion
Bass Drum, Woodblocks, Claves, Gong

曲はゆっくりとした序奏から始まり、伝統的なスタイルと現代的なスタイルが融合した内容となっています。中間部では、「センツァ・ミズーラ（自由な拍節）」という形式が使われており、空間的な楽譜表記によって、ティンパニ奏者が時間に縛られず自由に演奏できるよう工夫されています。
その後、「マエストーソ（威厳をもって）」と指示された力強い部分に入り、スピードと強度を徐々に増しながらクライマックスへと向かっていきます。劇的な終結部で締めくくられる構成です。
曲中には5つのアドリブ・カデンツァ（即興的な独奏部分）があり、ソリストが自身の表現を存分に披露できるようになっています。この作品はすでにリサイタルの定番として確立されており、打楽器奏者にとっては非常に重要なレパートリーの一つです。