新世界の踊り／マーティン・エレビー【吹奏楽輸入楽譜】

作曲：マーティン・エレビー(Martin Ellerby)
演奏時間：8:45（約）
グレード：6
編成：吹奏楽
楽曲構成：全3曲
第1楽章「Earth Dance（大地の踊り）」
第2楽章「Moon Dance（月の踊り）」
第3楽章「Sun Dance（太陽の踊り）」

Piccolo
Flute 1
Flute 2
Oboe 1
Oboe 2
Eb Clarinet
Bb Clarinet 1
Bb Clarinet 2
Bb Clarinet 3
Bb Bass Clarinet
Bassoon 1
Bassoon 2
Eb Alto Saxophone 1
Eb Alto Saxophone 2
Bb Tenor Saxophone
Eb Baritone Saxophone

Bb Trumpet 1
Bb Trumpet 2
Bb Trumpet 3
Bb Trumpet 4
F Horn 1
F Horn 2
F Horn 3
F Horn 4
Trombone 1
Trombone 2
Trombone 3
Euphonium
Tuba
String Bass

Harp
Piano

Timpani
Percussion 1
Percussion 2
Percussion 3

この作品『New World Dances（新世界の舞り）』は、アメリカ大陸横断という開拓の旅をテーマにした三つの短い楽章から構成されています。かつて「新世界」と呼ばれたアメリカ大陸を、人々が切り開き、その驚異を発見していく過程を音楽で表現しようとしたものです。
各楽章は、それぞれ象徴的な「舞踊（ダンス）」の形をとりながら、新天地へと“手を伸ばす”精神を描いています：
第1楽章「Earth Dance（大地の踊り）」
力強い序曲のような楽章で、フロンティアを押し広げていく開拓者たちのエネルギーと冒険心を表現しています。
第2楽章「Moon Dance（月の踊り）」
旅の中で立ち止まり、果てしない距離と広がる大地を見つめるような、静かで内省的な間奏曲です。
第3楽章「Sun Dance（太陽の踊り）」
アメリカンドリームが実現した瞬間を表すような、リズミカルで活気あふれる楽章。エネルギーと希望に満ちています。
この作品はアメリカとその人々への敬意を込めたオマージュとして書かれており、象徴的にもアメリカ独立記念日である7月4日に完成されました。希望・冒険・夢といったテーマが、豊かな音楽表現で描かれています。