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原題:Threnody For Cor Anglais And Piano/Thea Musgrave (Nicholas Daniel)

イングリッシュ・ホルン&ピアノ:イングリッシュ・ホルンとピアノのための哀歌/シア・マスグレイヴ(ニコラス・ダニエル)【ソロ輸入楽譜】

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商品コード
MUSNOV121176
メーカー
ノヴェッロ(Novello & Co)
¥4,796(税込)
税抜 ¥4,360
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#Ob.ソロ

楽曲詳細情報

作曲:シア・マスグレイヴ(Thea Musgrave)
編曲:ニコラス・ダニエル(Nicholas Daniel)
演奏時間:8:00(約)
編成:イングリッシュ・ホルン&ピアノ

楽器編成

English Horn, Piano

楽曲解説

この作品は、喪失によって引き起こされる強い感情を描いています。
最後の審判を主題にした中世の有名な聖歌「ディエス・イレ(Dies Irae)」が、この曲の基盤として使われています。
この聖歌の旋律は、作曲者が以前にゲオルク・トラークルの詩をもとに作曲した《Wild Winter(荒れた冬)》の中で用いた一連の和音の形で、ピアノによって非常にゆっくりと演奏されます。
そして曲の3つのセクションは、この聖歌の1つの詩句の3行に対応しています。
第1部では、ピアノの和音が大きく、容赦なく響きます。その間に、まるでゴシック大聖堂の中で香が立ち上るような、霞のような音形が挿入されます。英語管(原文ではクラリネットと記されていますが、実際はコーラングレ=イングリッシュ・ホルン)が「嘆く者」として、情熱的な語り口のような旋律を奏でて、音楽に装飾を加えます。
第2部では、悲しみが混乱と怒りとなって爆発します。その感情の高ぶりは、ピアノの音にも反映されます。
やがて音楽は静まり、第3の部では哀歌のような雰囲気に変わっていきます。そして最後のコーダでは、ピアノが鐘のように静かに響き、英語管は柔らかく上昇する音階を奏でます。それはまるで、「嘆く者」がようやく安らぎを見つけたかのように感じられます。
この作品は、ヴィクトリア・ソームズ(Victoria Soames)が彼女の恩師 ロジャー・ファロウズ(Roger Fallows) の死を悼んで書かれました。