原題:Niobe/Thea Musgrave

楽曲詳細情報
- 作曲
- シア・マスグレイヴ(Thea Musgrave)
- 演奏時間
- 5:00(約)
- グレード
- 中上級
- 編成
- オーボエ&録音音源
楽器編成
Oboe, Electronics
楽曲解説
ギリシャ神話に登場するニオベは、タンタロスの娘であり、テーバイ王アンピオンの妻でした。
多くの息子と娘に恵まれたことを誇り、二人の子どもしか持たない女神レトにそのことを自慢したため、レトの怒りを買います。
その報復として、アポロンがニオベの息子たちを、アルテミスが娘たちを射殺しました。
子どもたちを失ったニオベは深い悲しみに暮れ、そのあまりの嘆きを哀れんだ神々は、彼女を岩へと変えます。
しかし岩となった後も、ニオベは涙を流し続けたと伝えられています。
この作品は、オーボエ独奏とテープ(録音音源)のために書かれた作品です。
独奏オーボエは、わが子を失ったニオベの深い悲しみと嘆きを表現し、遠くから響く高音の声や、ゆったりと鳴り響く鐘(後半ではゴング)が収録されたテープ音源が、幻想的で情景豊かな伴奏を織り成します。
神話の悲劇を題材に、オーボエの豊かな表現力と電子音響が融合した、静謐で深い感動を呼び起こす作品です。











