
宅配スコア閲覧
楽曲詳細情報
- 作曲
- 朴 守賢 (Park Soo-Hyun)
- 演奏時間
- 7分50秒(約)
- グレード
- 4
- 楽曲構成
- 全3楽章
1.未来のポンジガ (Future Bong-Ji-Ga)
2.自然のポンジガ (Natural Bong-Ji-Ga)
3.祝祭のポンジガ (Festival Bong-Ji-Ga) - 主なソロパート
- Picc. / Fl. / Ob. (or B♭Cl. / A.Sax.) / Trp. / Euph.
- Trp.最高音
- 1st:High B♭ / 2nd:Ges / 3rd:Es
- 編成
- 吹奏楽
楽器編成
- Piccolo
- 1st Flute
- 2nd Flute
- Oboe
- Bassoon (div.)
- Clarinet in E♭
- 1st Clarinet in B♭
- 2nd Clarinet in B♭
- 3rd Clarinet in B♭
- Alto Clarinet (opt.)
- Bass Clarinet
- 1st Alto Saxophone
- 2nd Alto Saxophone
- Tenor Saxophone
- Baritone Saxophone
- 1st Trumpet
- 2nd Trumpet
- 3rd Trumpet
- 1st & 2nd Horns in F
- 3rd & 4th Horns in F
- 1st Trombone
- 2nd Trombone
- 3rd Trombone
- Euphonium
- Tuba (div.)
- String Bass
- Timpani
- 1st Percussion
- Snare Drum
- Tom-toms
- Suspended Cymbal
- Hi-hat Cymbal
- 2nd Percussion
- Bass Drum
- Crash Cymbals
- Triangle
- 3rd Percussion
- Glockenspiel
- Xylophone
- Marimba
- 4th Percussion
- Tambourine
- Whip
- Vibraphone
- Tubular Bells
楽曲解説
祝祭のポンジガ Festival Bong-Ji-Ga
この作品は、韓国の済州島で毎年夏に開催される国際吹奏楽フェスティバル「済州国際管楽祭」が2015年で迎えた20周年を記念し、済州国際管楽祭組織委員会の委嘱により作曲、2015年8月8日に西歸浦(ソグィポ)・芸術の殿堂で開かれた同音楽祭20周年記念開幕コンサートに於いて、西歸浦市立管楽団、イ・ドンホ氏の指揮により初演されました。また、同年12月20日には、東北福祉大学吹奏楽部第38回定期演奏会に於いて、松崎泰賢先生の指揮により日本初演されました。
曲は、済州島南部の都市・西歸浦市に出自を持つ「ポンジガ」という済州島民謡を基調に、次の3楽章から構成されています。
- 第1楽章「未来のポンジガ」
- 済州の都市性、未来を表す躍動的な音楽
- 第2楽章「自然のポンジガ」
- 済州の自然美を表す緩徐音楽
- 第3楽章「祝祭のポンジガ」
- 全員が手をつなぎ踊る、祝祭を表す音楽
「ポンジガ」とは、蕾を意味する韓国語「ポンオリ」の済州方言に由来しており、また、「ポン」は「逢」と読みます。男女の愛を主題にしており、春の蕾が落ちるように、自然の摂理と人生を重ね合わせた内容を持つ「創民謡」と呼ばれる歌の一つです。
原曲は8/6、8/9、8/12拍子が入り混じる独特なリズムと歌い回しが特徴的ですが、この作品では、第3楽章の練習番号Oからが最も原曲に近い形で旋律が聴いてとれます。その旋律が第1楽章では自由に展開されており、第2楽章では落ち着いた表情で歌われておりますので、この民謡がどのような形で再構築されているかを研究されると面白いですし、演奏にも役立つことと思います。
余談ですが、西歸浦は母方の祖父母の出生・出身地でもあります。これまでも済州民謡を扱った作品を幾つか作曲しましたが、西歸浦の民謡を題材にしたこの作品を西歸浦の地で発表させていただけたことについては、大阪で生まれ育った私にとっては特別感慨深いものがあります。
(朴 守賢)













