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原題:Symphony No. 0/Bart Picqueur

交響曲第0番/バルト・ピクール【吹奏楽輸入楽譜】

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商品コード
BMP6051338
JANコード
9790365212422
メーカー
ベリアト(Beriato Music)
¥58,685(税込)
税抜 ¥53,350
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#オリジナル大編成
♪詳細情報♪
交響曲と言いながら、各楽章に特定の詳細な表題を持った「交響詩」的な作品。
作曲:バルト・ピクール(Bart Picqueur)
演奏時間:23:30(約)
グレード:-
編成:吹奏楽
楽曲構成:全4楽章
第1楽章:ラーへのファンファーレ
(Fanfare for Ra, the sun god)
第2楽章:泉のほとり ― フェニックスの歌と踊り
(At the source - Song and dance of the Phoenix)
第3楽章:死と再生(Death and rebirth)
第4楽章:ヘリオポリスへの飛翔 ― ラーへの儀式
(Flight to Heliopolis - ceremony for Ra)
楽器編成
Piccolo
Flute
Oboe
English Horn
Bassoon
Eb Clarinet
Bb Clarinet 1
Bb Clarinet 2
Bb Clarinet 3
Eb Alto Clarinet
Bb Bass Clarinet
Eb Alto Saxophone
Bb Tenor Saxophone
Eb Baritone Saxophone
Bb Trumpet 1
Bb Trumpet 2
Bb Trumpet 3
F Horn 1
F Horn 2
Trombone 1
Trombone 2
Bass Trombone
Euphonium
Bass
String Bass
Piano

Timpani
Mallets 1
Mallets 2
Percussion 1
Percussion 2
Percussion 3
♪楽曲解説♪
《交響曲第0番》は、フェニックス(不死鳥)の物語が音楽として描かれています。特に、エジプト神話における太陽神ラーとの関わりが中心となっています。
第1楽章では、神秘的な序奏に続いて、トランペットとティンパニが華やかに響き渡り、太陽神ラーへの賛歌が壮大に展開されます。これは、まるで朝日に照らされて世界が目覚める瞬間のような、エネルギーに満ちた音楽です。
第2楽章では、フェニックスがペルシャのどこかにある泉でひとり静かに暮らし、美しい歌と踊りを捧げている様子が描かれます。その美しさは、太陽神ラーが毎日正午に戦車を止めて見入ってしまうほど。
音楽は、クラリネットとピアノによる東洋的な響きを持つ導入から始まり、優美な旋律と技巧的なリズムを通じて、神秘的で幻想的な光景を表現しています。
第3楽章では、フェニックスの死と再生が主題となります。老いたフェニックスは、自ら香料や草木を集めて巣を作り、その中に身を沈めて太陽の火で焼かれ、命を終えます。
しかし、その灰の中から新たな命が芽生え、若く力強いフェニックスが生まれます。音楽は、哀しみと荘厳さ、そして希望に満ちた再生のエネルギーを描き出します。
第4楽章では、若いフェニックスが父の巣の灰をミルラの卵に包み、エジプトの光の都市・ヘリオポリスへと飛翔します。そこで彼は、ラーの神殿にその卵を捧げる儀式を行い、ひとつの循環を終えます。
楽章の終盤には、音楽の守護聖人セシリアへのコラール(聖なる賛歌)が高らかに奏でられ、壮大なフィナーレを迎えます。しかし、その終わりは新たな始まりでもあり、音楽は再び原点に戻ることで、永遠の循環を象徴しています。
この作品は、神話を題材にしながらも、普遍的な「死と再生」「終わりと始まり」というテーマを、力強くかつ繊細な音楽表現で描き出しており、吹奏楽という形式の中で壮大な物語性を持つ一曲となっています。