

チェルミナーロの最新作品
前回の 「 叫びたくなるホルン難曲集 」 がベスト ・ セラーを記録したチェルミナーロの最新作。
今回はモーツァルトのホルン協奏曲というオーソドックスなレパートリーを取り上げていますが、
第一番で注目の新機軸を打ち出しています。 緩叙楽章が存在せず、 二つの楽章しかなかったこの曲にホルン五重奏曲の緩叙楽章を転用し、
3楽章形式にして演奏しています。 実用的な処置ですが、 論議を呼ぶかも。 チェルミナーロ自身がその事情も含めて解説を執筆していますので、
要チェック。
指揮者シュワルツはニューヨーク夏のフェスティヴァル: モーストリー・モーツァルトの音楽監督をつとめていることはご承知の通り。
日本語解説付
■ジョン・チェルミナーロ(John Cerminaro):
1995年よりシアトル交響楽団(Seattle Symphony Orchestra)の首席奏者を務めている世界屈指のホルン奏者。ダラス交響楽団、ミルウォーキー交響楽団、ヒューストン交響楽団の首席客演ホルン奏者でもある。
以前はニューヨーク・フィルハーモニック(New York Philharmonic)やロサンジェルス・フィルハーモニック(Los Angeles Philharmonic)の首席ホルン奏者を務めていた。
そのほかにも、ジュリアード音楽院などの教員も務めている。
演奏データ
ホルン:ジョン・チェルミナーロ(John Cerminaro)
指揮:ジェラード・シュワルツ(Gerard Schwarz)
演奏:シアトル交響楽団(the Seattle Symphony Orchestra)
収録曲