
楽曲詳細情報
- 作曲者
- 金田真一(Shin-ichi Kaneda)
- 演奏時間
- 4分40秒 (約)
- グレード
- 3.5
- 編成
- 打楽器6重奏
- Mari.音域
- 3.5 oct.
- Timp.台数
- 4台
- 打楽器台数
- Chime 同じbeaterが2本必要
- 販売形態
- 販売譜(スコア+パート譜)
楽器編成
- 1st Percussion
- Chime
- 2nd Percussion
- Mari.
- 3rd Percussion
- Xylo.
- Vib.
- 4th Percussion
- Timp.
- S.Dr.
- 5th Percussion
- Sus.Cym.
- Tri.
- S.Dr.
- 6th Percussion
- T-tam
- B.Dr.
- T-tom
楽曲解説
『カプリス』は、1994年に作曲された。コンサート・チャイムが全体をリードし、エキゾティックなムードと緊張感のあふれるドラマティックな作品となっている。金田氏の他のアンサンブル曲と同様に、標準的な打楽器が効果的に用いられた歌心あふれる作品となっており、初心者も演奏に参加できるよう教育的配慮がなされている。
●演奏のポイント
この曲では鍵盤楽器が効果的に響くことが最も重要である。そのために、原則として、前列に鍵盤楽器を、他は後列に配置するとよい。マレットの選択はとても重要で、マリンバは糸巻きの硬質で重量のあるマレットを使う。シロフォンは通常のプラスチック製または木製の硬質マレットがよい。ヴィブラフォンはマリンバと同じか、それよりやや柔らかいマレットがよい。これらの鍵盤楽器はできるだけ手順(RL)を統一し、アクセントのある音とない音の落差をつける。
チャイムは同じ種類のハンマーが2個必要である。チャイムとヴィブラフォンのペダル記号は目安であり、それを参考に工夫してほしい。バスドラムとドラは大きめの楽器が望ましい。
●附記
従来、金田真一氏の打楽器アンサンブル曲は、自家製の楽譜が全国の希望者に提供されてきました。演奏した方々の感想や要望を取り入れて曲は少しずつ改訂され、提供された時期によってやや異なる楽譜もあります。また、金田氏が亡くなった後のパソコンからはさらに改訂中のデータも見つかりました。このたびの出版にあたっては、生前の金田氏と交流のあった村上泰裕がスコアやパート譜等のあらゆる資料を厳密に比較検討し、責任校訂を行いました。























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