原題:The isle is full of noises Symphony No. 2/John Mackey → 「ワインダーク・シー」に次ぐ、待望の交響曲第2番。シェイクスピアの「テンペスト」を題材に、マッキーならではの壮大な“嵐”が描かれる。
楽曲詳細情報
- 作曲
- ジョン・マッキー(John Mackey)
- 演奏時間
- 25:00
- グレード
- 5.5
- 演奏最少人数
- 47名
- 編成
- 吹奏楽(大編成)
- Piccolo
- 1st Flute
- 2nd Flute
- 3rd Flute
- 4th Flute
- 1st Oboe
- 2nd Oboe
- 1st Bassoon
- 2nd Bassoon
- Contrabassoon
- E♭Clarinet
- 1st Clarinet in B♭
- 2nd Clarinet in B♭
- 3rd Clarinet in B♭
- 4th Clarinet in B♭
- 1st Bass Clarinet in B♭
- 2nd Bass Clarinet in B♭
- Contrabass Clarinet
- Soprano Saxophone in B♭
- Alto Saxophone in E♭
- Tenor Saxophone in B♭
- Baritone Saxophone in E♭
- 1st Trumpet in C
- 2nd Trumpet in C
- 3rd Trumpet in C
- 4th Trumpet in C
- 1st Horn in F
- 2nd Horn in F
- 3rd Horn in F
- 4th Horn in F
- 1st Trombone
- 2nd Trombone
- 3rd Trombone
- Bass Trombone
- Euphonium
- Tuba
- Double Bass
- Piano & Celesta
- Harp
- Timpani
- Vibraphone
- Crash Cymbals
- Glockenspiel
- Crotales
- Tambourine
- Marimba
- Xylophone
- Snare Drum
- 4 tom-toms
- Sandblocks
- Cymbals
- Bass Drum
- The isle is full of noises : Symphony #2
政治に無関心で、国を治めることにも熱意を持たなかった公爵プロスペローが、統治に野心を燃やす者によってその座を奪われたのは、無理もないことだった。だが、地位も、富も、権力も、そして故郷さえも失った彼は、激しい怒りと復讐の念を抱くようになる。その怒りは十数年の歳月を経ても消えることなく、むしろますます募っていった。
この楽曲は、シェイクスピアの戯曲の題名にもなった「テンペスト(嵐)」のように、プロスペローの胸に渦巻く激しい執念を描くところから幕を開ける。
- 第1楽章:The enchanter’s plot(魔術師の企み)
- 流刑の島で、プロスペローは自らの魔力を呼び覚ます。何十年にもわたる一心不乱の探究によって、彼は巨大で破壊的な力を手にしていった。天候、喪失、裏切り、潮の満ち引きーそれらすべてを残酷な一本の縄へと編み上げ、かつて自分を失脚させた共謀者たちの船を難破させる「嵐」を巻き起こすのである。
- 第2楽章:Suffer a sea change(変貌の海)
- 嵐が静まる一方で、プロスペローの内なる嵐はますます激しさを増していく。やがて、彼は自らを追放した者たちを意のままに操り、捕らわれた彼らを弄ぶ。 一人ひとりの心の奥に潜む恐怖や、致命的な弱点を巧みに突き、苦痛と誘惑の濁流へと引きずり込んでいくのである。しかし、魔術によって変わっていくのは彼らだけではない。復讐に身を委ねる中で、プロスペロー自身もまた変わっていく。復讐は相手を傷つけるだけでなく、復讐する者の心にも深い傷を刻み込むのである。
- 第3楽章:Rough magic(魔術の呪縛)
- 故郷への帰還が約束され、支配権を取り戻したプロスペローは、最後に自らの魔術を毅然と手放す。しかし、復讐を遂げても、彼の渇望は満たされなかった。やがて彼は、人々からの賞賛を求めるようになる。やがてその願いは、懇願から強い要求へと変わり、渇望が深まるほど、彼の絶望も深まっていく。追い求めていたものに、いつしか自分自身が飲み込まれてしまうーそんなことが、人にはあるのだ。












