原題: Symphony No. IV Bookmarks from Japan III. The Great Wave off Kanagawa - "The Life of One Wave" / Julie Giroux
楽曲詳細情報
葛飾北斎「富嶽三十六景」中の「神奈川沖浪裏」を使用した栞から生まれた楽章。
- 作曲者
- ジュリー・ジルー(Julie Giroux)
- 演奏時間
- 3分55秒
- グレード
- 5
- 編成
- 吹奏楽
- 出版社
- ムシカ・プロプリア(Musica Propria)
楽器編成
- Piccolo
- Flute 1
- Flute 2
- Oboe 1
- Oboe 2
- English Horn (Option)
- B♭ Clarinet 1
- B♭ Clarinet 2
- B♭ Clarinet 3
- B♭ Bass Clarinet
- B♭ Contrabass Clarinet
- E♭ Contra Alto Clarinet
- Bassoon 1
- Bassoon 2
- Contrabassoon
- E♭ Alto Saxophone 1
- E♭ Alto Saxophone 2
- B♭ Tenor Saxophone
- E♭ Baritone Saxophone
- B♭ Trumpet 1
- B♭ Trumpet 2
- B♭ Trumpet 3
- F Horn 1 & 2
- F Horn 3 & 4
- Trombone 1
- Trombone 2
- Trombone 3
- Bass Trombone
- Euphonium B. C.
- Euphonium T. C.
- Tuba
- Contrabass
- Timpani
- Harp (Option)
- Piano
- Orchestra Bells
- Vibraphone
- Percussion (Crash Cymbals,
- Suspended Cymbal, Bass Drum)
楽曲解説
北斎の作品はよく知られていますが、中でも1830年から1833年に出版されたこの木版画「富嶽三十六景」は北斎の最も有名な作品であり、世界でもよく知られています。この見事な作品は背景に富士山が見えますが、主役は沖浪と呼ばれる先がとがり、カーブし、3隻の舟が別々の位置で危険な波に向かっていく巨大な波です。
この作品は単体の波が、日に照らされて輝く海から生まれ、岩場にぶつかるところまでが描かれています。曲は日の光が何千もの細い光に屈折している穏やかな海から始まります。木管群が16分音符の3連符の変奏によって波打つことでそれが表現されています。トロンボーンとホルンによる旋律の提示があり、それにトランペットが加わります。これは大波の最初の形を描いています。このセクションは38小節目でバンド全体がうねりの動きになる時にピークを迎えます。スコアを見ると、メロディーラインとフレーズが五線上を上下しているのがわかります。40小節目から45小節目は音楽が徐々におさまり、最後には2つの楽器だけになります。これは、海から生まれた波が分裂し、陸地にたどり着くまでを表現しています。45小節目から終わりにかけては、最後の大波になる瞬間までの過程を表しています。














