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ピアノの詩人とも呼ばれるショパン(1810-1849)の美しいメロディは、200年近くものあいだ、いつもわれわれのそばにある。まさに「ふりむけばショパンの調べ」だ。(ちなみに、フランス語をオリジナルの題名とした。これは、「ショパン、いつも君とともに」という意味。)
そのショパンのメロディを使って、ショパン生誕200年の年(2010年)に「バンド・ジャーナル」誌に発表。吹奏楽ではあまり取り上げられることのないショパンのメロディを楽しんでもらいたい。
使用したメロディは次の通り。
最初は「華麗なる大円舞曲 op.18」、第69小節からは「夜想曲(ノクターン)第2番 op.9-2」、第101小節からは「蝶々(練習曲集 op.25-9)」、この3曲をメインに使っています。このほかにも「革命のエチュード(練習曲集 op.10-12)」が第133小節に、そして引き続き「前奏曲第24番 op.28-24」が第141小節から。それから「幻想即興曲 op.66」の中間部のメロディが、ほんのちょとだけ出てきます。探してみてください。
この曲は(斜体字で書かれた楽器を省いて)小編成でも演奏できます。パーカッションの人数が足りないようだったら、適宜マレット系を省くなり、シンバルをサスペンドに置き換えるなり、いろいろと工夫して演奏してください。
(伊藤 康英)
● ● ● ●
[セット楽譜]
編曲:伊藤康英(Ito Yasuhide)
演奏時間:5分00秒 (約)
グレード:3
編成:吹奏楽
販売形態:販売楽譜(スコア+パート譜)
Fl.1&2
Ob.(div.)
Bsn.(div.)
B♭Cl.1,2&3
B.Cl.
A.Sax.1&2
T.Sax.
B.Sax.
Hrn.1,2,3&4
Trb.1,2&3
Euph.(div.)
Tuba(div.)
Perc.
Sus.Cymb.
Wood-block
Cymb.
B.D.
Glock.
Vib.
Xylo.
ピアノの詩人とも呼ばれるショパン(1810-1849)の美しいメロディは、200年近くものあいだ、いつもわれわれのそばにある。まさに「ふりむけばショパンの調べ」だ。(ちなみに、フランス語をオリジナルの題名とした。これは、「ショパン、いつも君とともに」という意味。)
そのショパンのメロディを使って、ショパン生誕200年の年(2010年)に「バンド・ジャーナル」誌に発表。吹奏楽ではあまり取り上げられることのないショパンのメロディを楽しんでもらいたい。
使用したメロディは次の通り。
最初は「華麗なる大円舞曲 op.18」、第69小節からは「夜想曲(ノクターン)第2番 op.9-2」、第101小節からは「蝶々(練習曲集 op.25-9)」、この3曲をメインに使っています。このほかにも「革命のエチュード(練習曲集 op.10-12)」が第133小節に、そして引き続き「前奏曲第24番 op.28-24」が第141小節から。それから「幻想即興曲 op.66」の中間部のメロディが、ほんのちょとだけ出てきます。探してみてください。
この曲は(斜体字で書かれた楽器を省いて)小編成でも演奏できます。パーカッションの人数が足りないようだったら、適宜マレット系を省くなり、シンバルをサスペンドに置き換えるなり、いろいろと工夫して演奏してください。
(伊藤 康英)