日系二世たちがアメリカ兵としてヨーロッパ最前線で活躍し、日本の血を持ちながら戦った彼らの心境を描写。
楽曲詳細情報
- 作曲
- 伊藤康英(Yasuhide Ito)
- 演奏時間
- 6分30秒 (約)
- グレード
- 5
- 主なソロパート
- Fl. / B♭Cl.
- Trp最高音
- [Cor.]1:A/ 2:Fis/ 3:Fis [Trp.]1:↑H /2:G /3:Fis
- 編成
- 吹奏楽
- 販売形態
- 販売楽譜(スコア+パート譜)
楽器編成
- Piccolo
- Flutes 1 , 2 (3 players~)
- Oboes 1 , 2 (opt.)
- English Horn in F (opt.)
- Bassoons 1 , 2 (opt.)
- Contrabassoon (opt.)
- Clarinet in E♭ (opt.)
- Clarinet in B♭ 1 , 2 , 3 (all div.)
- Bass Clarinet in B♭
- Contrabass Clarinet in B♭(opt.)
- Alto Saxophone in E♭ 1 , 2
- Tenor Saxophone in B♭ (opt. div.)
- Baritone Saxophone in E♭
- Cornets in B♭ (3 Players~)
- Trumpets in B♭ (3 Players~)
- Horns in F 1 , 2 , 3 , 4
- Trombones 1 , 2
- Bass Trombone
- Euphoniums (3 players)
- Tubas (div.)
- String Bass (div) (Opt.)
- Piano (opt.)
- Timpani
- Percussions ※6名~
- Snare Drum
- Bass Drum
- 3 Tom-toms
- Cymbals
- Suspended Cymbal
- Antique Cymbals
- Tam-tam
- Triangle
- Ratchet
- Siren
- Glockenspiel
- Xylophone
- Vibraphone
- Marimba
楽曲解説
ミリラニ高校吹奏楽団(ハワイ)委嘱。2000年3月1日、同高校吹奏楽団の演奏、作曲者の指揮にて、静岡県浜松市での「パン・パシフィック・吹奏楽フェスティヴァル」にて初演。アメリカ日系人による100大隊(第100歩兵大隊/100th Battalion)と442部隊(第442連隊戦闘団/442nd Infantry Regiment)に捧げられた。
1941年12月7日(現地時間)の日本軍によるハワイ真珠湾奇襲ののち、日系人たちは犯罪者扱いされ、全ての財産を没収、強制収容所へ連行された。差別と弾圧に苦しんだ。そんな中、日系二世たちがアメリカこそが自分たちの祖国、今こそアメリカに忠誠を見せるときだ、と立ち上がり、進んで軍隊に志願した。そして、アメリカ兵としてヨーロッパ最前線での活躍は、今も日系人の誇りとなっている。
しかし、アメリカ国籍をもつアメリカ人として、しかし自らの根底に日本の血を持ちながら戦った彼らの心境はいかばかりだったろうか。このことを、短い交響詩に描いた。タイトルは、この部隊でのモットーが「Go For Broke(ゴー・フォー・ブローク=「当たって砕けろ」「死力を尽くせ」)」だったことに因む。
なお、この史実について、「100 442」と検索するだけでインターネット上にも数多く見つけられる。戦争の真実、取り分け人種問題を考えるよい機会ともなろう。
そして終戦70年の時を噛みしめたい。
(2015年11月 伊藤康英)












