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M.P.ムソルグスキー(伊藤康英)/Gr.6/35:00

レンタル楽譜:交響的カンタータ「展覧会の絵 」二台八手ピアノ、サクソフォーン四重奏、混声合唱と吹奏楽のための [M.P.ムソルグスキー(伊藤康英)]

在庫
在庫わずか
商品コード
NAS-BT423
メーカー
イトーミュージック
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入力例: 2018/07/22 (半角のみで入力してください)
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※レンタル楽譜の返品は受け付けておりません。

お申込みいただく際には編成等十分ご確認の上、ご注文ください。


■レンタル・コレクションについて

「レンタル・コレクション」は、通常の販売楽譜とは異なり、 「レンタル楽譜(貸譜)」としてのみ取り扱われる楽譜のことです。
出版社がその作品の演奏に必要なスコアとパート譜を用意し、 使用目的(演奏目的)に応じて演奏団体(学校など)に楽譜を貸し出すシステムです。
使用目的に応じた所定のレンタル料金をお支払い頂きますと、 定められた期間中、 弊社より楽譜を貸し出し致します。演奏終了後は全ての楽譜をご返却ください。


■基本原則

1: お申し込みについて

弊社ネットショップから、または、専用のFAX申込用紙でお申し込みください。

2: レンタル料金のお支払いについて

ネットショップからお申し込みの場合は、「コンビニ決済(前払い)」、「代金引換(配達時にお支払い)」、「クレジット決済」からお選びいただけます。
FAXでお申し込みの場合には、「代金引換(配達時にお支払い)」のみでのお支払いとなります。

3: 演奏や録音等に関する著作物使用料について

別途、日本音楽著作権協会(JASRAC)等の著作権管理事業者が徴収いたします。演奏や録音等の際には必ず楽曲名・作曲者名(編曲作品の場合は編曲者名を含む)・出版社名を日本音楽著作権協会等にお届けいただき、所定の著作物使用料をお支払い下さい。
コンサート等のプログラム・パンフレットには、必ず楽曲名・作曲者名(編曲作品の場合は、必ず編曲者名を含む)の記載をお願いいたします。

4: レンタル期間について

演奏許諾書にある貸出日より1年間となります。期間満了までにご返却ください。期間内であれば公演回数の制限はなく、追加申請も必要ありません。返却にかかる送料は、お客様のご負担とさせていただきます。

貸出期間終了後の使用は認められません。再使用の場合には改めてお申し込みをお願いいたします。楽譜発送後のキャンセルおよび楽曲の変更はお受けできません。

5: 無断複製の禁止

無断複製(コピー等、方法の如何を問わず)は、著作権法で禁じられております。ただし、演奏者数の都合により、パート譜の補充が必要な場合に限り、必要部数のコピーを認めます。返送の際にはコピーされたパート譜も必ずご返却ください。

6: 第三者の使用禁止

演奏許諾書に記載された演奏団体(契約団体)以外の第三者が楽譜を使用することはできません。万一、上記演奏団体(契約団体)に貸出した楽譜が他の団体で使用された場合は、全てのコピー譜を没収させていただき、契約団体及び使用された団体に損害賠償を請求いたします。

7: 紛失について

レンタル楽譜を紛失された場合には、紛失補償金(スコア譜 12,000円(+税)/パート譜 1部 1,000円(+税))をご請求いたします。

¥86,400(税込)
税抜 ¥80,000
数量
-+
♪詳細情報♪
作曲者:モデスト・ペトロヴィチ・ムソルグスキー(Modest Petrovich Mussorgsky)
編曲:伊藤康英(Ito Yasuhide)
演奏時間:35分00秒 (約)
グレード:6
演奏最小人数:50人
編成:吹奏楽、二台八手ピアノ、サクソフォーン4重奏、混声合唱
販売形態:レンタル楽譜
▼楽器編成▼
Flutes 1,2
Piccolo
Oboes 1,2
English Horn in F
Bassoons 1,2
Clarinet in E♭
Clarinet in B♭ 1
Clarinet in B♭ 2
Clarinet in B♭ 3
Alto Clarinet in E♭
Bass Clarinet in B♭
Contrabass Clarinet in B♭

Alto Saxophones in E♭ 1,2
Tenor Saxophone in B♭
Baritone Saxophone in E♭

Horns in F 1,2
Horns in F 3,4
Trumpet in B♭ 1
Trumpets in B♭ 2,3
Trombones 1,2
Trombone 3
Euphoniums
Tubas
Contrabasses

Timpani
Percussion 1
Percussion 2
Percussion 3
Percussion 4
Percussion 5

Saxophone Quartet
B♭Soprano(also Eb Alto)
E♭Alto
B♭Tenor
E♭Baritone

Harp
Piano 1
Piano 2

混声合唱
♪楽曲解説♪

この作品は、ムソルグスキー作曲の組曲「展覧会の絵」をベースに、さまざまな言語のテキストの合唱が、戦争や平和を歌い上げるカンタータに仕立てたものである。こういう作品を作った経緯などは次のとおりである。

「展覧会の絵」は、ぼくはあまり好きな曲ではなかった。何より音楽の唐突な変化や、貧弱そうに思える構成感や、音楽のいびつさが気に入らなかったのだ。それでも、いつかはこの曲を吹奏楽に編曲しなくては、と思った。なぜならば、オーケストラの世界にはラヴェルの名編曲があるが、吹奏楽の世界には、そのラヴェルをもとにした編曲がほとんどだったからだ。オーケストラを聴くより吹奏楽版できいたほうが面白い、そう言われるような編曲があったなら、吹奏楽はオーケストラに追随するジャンルではなく、対等の立場に立てるのではと思ったからだ。如何にしてラヴェルを打倒するか。ラヴェルより優れたものが作れるか、と永らく思案していた。

さて、2005年に、たまたまこの曲を編曲してくれという依頼が入った。さまざまなプレイヤーが登場するコンサートで、最後に全員で演奏するために、ということなのだが、その編成たるや、シエナ・ウィンド・オーケストラ、トルヴェール・クヮルテット、東京混声合唱団(大阪での初演では、大阪音楽大学カレッジ・オペラハウス合唱団)、さらにはシュー・ツォン、田部京子、ハエ=スン・パイク、横山幸雄というピアニスト4名というものだった。これは面白いものができるかもしれないと思った。なにしろ合唱が入ったら、そのサウンドたるや壮麗なものになるに違いない。

ところが、合唱が入るからには、テキストはどうする? という問題にぶち当たった。理想としては、ロシア語で誰か作詞してくれればよいのだけど、あいにくぼくはロシア語のアーベーヴェーすらちゃんと読めない。それではドイツ語? いや、そういえばこの原曲には、いろいろな言葉でタイトルが付けられているじゃあないか。そこでテキストは、自ら様々な詩人のものから採ることにした。

たった一つの地球の上に、さまざまな世界(国)がある。世界をも一つに(自分のものに)しようとしたために戦争が起きたのではないか。世界にはさまざまな人がいる。さまざまな国がある。それを互いに理解しあうことこそが、ほんとうの意味で世界が一つになる(=平和になる)ということなのではないか。

たとえばの話、大阪でエスカレーターに乗ると、みんな右側に立っているんですね。東京だったら左側だ。そんな瞬間、ふと自分は違う国に来たような錯覚に陥る。そうか、大阪は違う国なんだ。面白いなあ。そう気がつき始めたときに、大阪の面白さがほんとうにわかり始め、理解しあうことができる。日本にだってさまざまな国があって、みんな違うのだ。これをモットーとして、戦争のこと、平和のこと、さまざまな言語による詩を集めてきた。

「古城 (Il vecchio castello)」からは、杜甫の「国破れて山河在り」の五言絶句が連想された。ゲーテの詩も使いたいと思った。シューベルトの「冬の旅」に出てくるミュラーの一節も、恐ろしくも気がかりな言葉だった。ベートーヴェンが第9交響曲で使ったシラーの詩も使いたかった。(ベートーヴェンは、シラーの詩全部を使ったわけではなく、部分的に、それも順を入れ替えたりもしている。それならば、と私も、この詩から気に入ったフレーズを選び出した)。ラテン語で原タイトルが書かれているでは、ラテン語の格言を当てはめたかった。それらを、冒頭に歌われる日本語「地球は一つ」というという言葉で括りたかった。そうして、4つの言語、10人の詩人(+1人)が集まった。

さて、吹奏楽部分の編曲に際して、一つ気がついたことがあった。これまで、ラヴェルを意識して、ラヴェルよりいいものを、とか、ラヴェルがこうやったからその方法は避けなくては、といった考えが間違いだということ。つまり、ラヴェルは関係ありません、という方法を採るべきなのだ。これまでにもこの曲の吹奏楽編曲はいくつかあっただろう。ラヴェルを意識するあまり、そしてラヴェルに反駁すべく、突拍子もない楽器に役割を与えるなんてことは愚の骨頂だ。たとえば冒頭は普通に考えたらトランペットのファンファーレだろう。ならばトランペットに置けばいい。おや、ラヴェルもトランペットなんだ。それでいい。

もう一つ。この曲を編曲していて、ロシアの大地のムソルグスキーの、力強い声に呪縛された感じがした。ラヴェルのオーケストラ編曲が「フランスふう」と評されているが、ようやくその意味が分かったような気がした。吹奏楽で表現することで、ムソルグスキーのかなり乱暴でさえある声に忠実に従えると思う。

初演は、2005年9月27日、大阪のザ・シンフォニーホールにて、本名徹次氏の指揮。

2010年版の初演は2010年11月27日、洗足学園音楽大学グリーン・タイ ウィンド・アンサンブルのコンサートにおいて、洗足学園音楽大学合唱団(合唱指揮:辻秀幸氏)の協力を得て、初演と同じ本名氏の指揮にて。また、12月19日には、洗足学園音楽大学の「合唱の祭典」にて、伊藤康英の指揮にて再演。

2010年版に際していくつかの改訂を施した。誤謬を正したのは言うまでもないが、他にハープ・パートを加えたこと、韓国語の詩を追加したことである。

戦争や平和を考えたときに、今、韓国と北朝鮮との問題は避けては通れない。そこで韓国語の詞を追加しようとしたときに、1945年に拘留先の日本で非業の死を遂げた若い詩人・尹東柱を知った。北朝鮮の問題もさることながら、戦時中の日本と朝鮮半島との軋みも、我々日本人の大きな過去である。この詩人の、最も知られている詩から引用し、新たに合唱パートに追加することとした。時あたかも、終戦からちょうど65年の暑い日に、平和への祈りを込めて。

(2010年8月15日 伊藤康英)

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