選曲マイスター
メールで選曲相談!
参考演奏動画ライブラリ
編成変更/カットについて
  • バンドジャーナル
  • 編成変更/カットについて
  • FAXでのご注文はこちら
  • 製品添付譜ダウンロード(無料)
  • 電子オルガンで演奏される方へ
B.バルトーク (森田一浩)/Gr.5/19:00

「中国の不思議な役人」組曲/B.バルトーク(森田一浩)【吹奏楽レンタル楽譜】

在庫
在庫あり
商品コード
YDAB-A05
メーカー
ブレーンミュージック / Brain Music
入力例: 0822939108 (ハイフンなしの半角で入力してください)
FAX番号が無い場合は「なし」とご入力ください。
最大半角60字以内(全角30字以内)
入力例: 2018/07/22 (半角のみで入力してください)最大半角20字以内
最大半角60字以内(全角30字以内)
下記利用規約に同意しますか(必須)

※レンタル楽譜の返品は受け付けておりません。

お申込みいただく際には編成等十分ご確認の上、ご注文ください。


■レンタル・コレクションについて

「レンタル・コレクション」は、通常の販売楽譜とは異なり、 「レンタル楽譜(貸譜)」としてのみ取り扱われる楽譜のことです。
出版社がその作品の演奏に必要なスコアとパート譜を用意し、 使用目的(演奏目的)に応じて演奏団体(学校など)に楽譜を貸し出すシステムです。
使用目的に応じた所定のレンタル料金をお支払い頂きますと、 定められた期間中、 弊社より楽譜を貸し出し致します。演奏終了後は全ての楽譜をご返却ください。


■基本原則

1: お申し込みについて

弊社ネットショップから、または、専用のFAX申込用紙でお申し込みください。

2: レンタル料金のお支払いについて

ネットショップからお申し込みの場合は、「コンビニ決済(前払い)」、「代金引換(配達時にお支払い)」、「クレジット決済」からお選びいただけます。
FAXでお申し込みの場合には、「代金引換(配達時にお支払い)」のみでのお支払いとなります。

3: 演奏や録音等に関する著作物使用料について

別途、日本音楽著作権協会(JASRAC)等の著作権管理事業者が徴収いたします。演奏や録音等の際には必ず楽曲名・作曲者名(編曲作品の場合は編曲者名を含む)・出版社名を日本音楽著作権協会等にお届けいただき、所定の著作物使用料をお支払い下さい。
コンサート等のプログラム・パンフレットには、必ず楽曲名・作曲者名(編曲作品の場合は、必ず編曲者名を含む)の記載をお願いいたします。

4: レンタル期間について

演奏許諾書にある貸出日より1年間となります。期間満了までにご返却ください。期間内であれば公演回数の制限はなく、追加申請も必要ありません。返却にかかる送料は、お客様のご負担とさせていただきます。

貸出期間終了後の使用は認められません。再使用の場合には改めてお申し込みをお願いいたします。楽譜発送後のキャンセルおよび楽曲の変更はお受けできません。

5: 無断複製の禁止

無断複製(コピー等、方法の如何を問わず)は、著作権法で禁じられております。ただし、演奏者数の都合により、パート譜の補充が必要な場合に限り、必要部数のコピーを認めます。返送の際にはコピーされたパート譜も必ずご返却ください。

6: 第三者の使用禁止

演奏許諾書に記載された演奏団体(契約団体)以外の第三者が楽譜を使用することはできません。万一、上記演奏団体(契約団体)に貸出した楽譜が他の団体で使用された場合は、全てのコピー譜を没収させていただき、契約団体及び使用された団体に損害賠償を請求いたします。

7: 紛失について

レンタル楽譜を紛失された場合には、紛失補償金(スコア譜 12,000円(+税)/パート譜 1部 1,000円(+税))をご請求いたします。

¥60,500(税込)
税抜 ¥55,000
数量
-+

宅配スコア閲覧

宅配スコア閲覧:「中国の不思議な役人」組曲

¥1,100(税込)
税抜 ¥1,000

吹奏楽完全版の登場です!

①最新の補完スコアに基づいた完璧なアレンジの出版です!

②吹奏楽器の運動性、表現力を知り尽くした作者の渾身のアレンジに挑戦!

♪詳細情報♪

作曲:ベラ・バルトーク(Bela Bartok)
編曲:森田一浩(Kazuhiro Morita)
演奏時間:19分00秒(約)
グレード:5
調性:原調
主なソロパート: Ob. / Bsn. / B♭Cl. / Bass Cl. / Tuba
Trp.最高音:1st:high H / 2nd:high H / 3rd:A
編成:吹奏楽

▼楽器編成▼

Piccolo (doub. 3rd Flute)
1st & 2nd Flutes
1st Oboe
2nd Oboe
(doub. English Horn in F)
1st Bassoon
2nd Bassoon
(doub. Contrabassoon)

Clarinet in E♭
1st Clarinet in B♭ (div. a3)
2nd Clarinet in B♭ (div.)
3rd Clarinet in B♭ (div.)
Alto Clarinet in E♭
Bass Clarinet in B♭
Contrabass Clarinet in B♭

Soprano Saxophone in B♭
1st Alto Saxophone in E♭
2nd Alto Saxophone in E♭
Tenor Saxophone in B♭
Baritone Saxophone in E♭
1st Trumpet in B♭ (div.)
2nd Trumpet in B♭
3rd Trumpet in B♭

1st & 2nd Horns in F
3rd & 4th Horns in F

1st Trombone
2nd Trombone
Bass Trombone

Euphonium (div.)
Tuba (div.)
String Bass

Celesta
Piano
Harp
Timpani

Percussion ※6 players~
Snare Drum
Tenor Drum
Bass Drum
Crash Cymbals
Suspended Cymbal
Tam-tam
Triangle
Glockenspiel
Xylophone
Vibraphone
Marimba

♪楽曲解説♪

 ハンガリーの劇作家レンジェル(1880-1974)の戯曲『中国の不思議な役人-グロテスクなパントマイム-』の付随音楽として1924年に作曲されたこの作品は、あまりに生々しい台本の影響もあって、ケルンでの初演とプラハ再演(いずれも上演予定期間を満たすことなく中止)ののち、永いあいだ原作どおりに上演されることがなかった。特に生地ブダペストでの舞台公演が実現しなかったことに憂慮したバルトークは、演奏会用版の制作を契約出版社に提案し、その結果生まれたのが「組曲版」である。組曲とはいっても、バレエ音楽などから独立曲を抜き出して編んだ慣例的な組曲とは異なり、全体の3分の2をそのまま演奏し(数カ所の短いカットあり)、新しいコーダを加えた「抜粋」のスタイルである。後半をそっくり割愛しているため、ストーリーの上では結末に達していないが、いろいろ物議をかもした台本から離れた聴きかたをあえて作曲者が望んだ、という解釈もできるのではないだろうか。

 この吹奏楽編曲は初め、埼玉県立伊奈学園高等学校吹奏楽部のコンクール自由曲として1997年に着手した。当初は、吹奏楽でも効果が期待できる「導入部」「少女の踊り」「終結部」を抜き出して編曲した。そののち2007年に大阪市音楽団(現オオサカ・シオン・ウインド・オーケストラ)から残りの部分も編曲してみないか、という申し出を受け「第1~第3の誘惑」を書き足した。ほんとうは未編曲の“残り全部”を書くつもりだったのだが、編曲不可能と判断せざるを得ない部分に直面し、「少女の踊り」の半ば29小節間を割愛して編曲した。さらに10年が経過し、CD〈ニュー・アレンジ・コレクション〉第14集に収録する案が浮上したのを機に、欠けていた29小節を埋め、既存部分にもかなり細かい補筆訂正をほどこし、組曲版の全曲編曲を完了した。

 永いあいだ編曲楽譜を手許から放さなかったのは、ゆくゆくはバルトーク自身が構成した完全なサイズで世に出したいと考えていたことが最も大きい理由である。加えて原曲の存在感があまりに大きく、編曲済みの部分を眺めるたびに、こんな書きかたが果たして適切なのだろうかと自問をくり返したことも筆を遅らせる要因となった。バルトークはピアノの名手でもあったため、この楽曲におけるピアノは大変に重要な役目を持ち、“オケ中ピアノ”としては破格の技術が要求されている。一時期、こうした特殊な作品の吹奏楽編曲にどれほどの意義があるのかということまで考えたが、全曲をとおしての演奏を聴き、斬新で刺激的な音楽が滞りなく再現されていることを確かめたところで、ようやく気持に区切りをつけることができた。

 なお、編曲に着手した当初はユニヴァーサル出版社刊の1955年版スタディスコアを原譜として使用していたが、のちに作曲者の次男ペーテル(1924-)が監修した改訂版スコアが2000年に出版された。さらに2010年には日本の研究者、村上泰裕氏がペーテルの協力を得て校訂した組曲版のスコアが全音楽譜出版社から上梓された。一番新しいこの楽譜は、自筆譜なども精査したうえで考えられる限りのプリントミス等を正した、世界で最も信頼性の高いスタディスコアであろうと考える。編曲を書き足すごとに原譜の改訂箇所は反映させてきたが、最終稿としてはこの全音版にすべてを委ね、表記なども追従したことをつけ加えておきたい。

 20年前の初稿時から「いつまでも待つから、完成したら出版しましょう」と脱稿を気長に待ち続け、最後に背中を押してくださったブレーン株式会社の荒野聡氏には感謝の言葉もない。この場を借りて心よりお礼申しあげる。

(森田一浩)

 





選曲メニュー

メールで選曲相談 アンサンブル選曲 吹奏楽選曲マイスター 宅配スコア

 

チェックしたアイテム