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楽曲詳細情報
- 作曲
- 福島弘和(Hirokazu Fukushima)
- 演奏時間
- 6分50秒(約)
- グレード
- 3.5
- 主なソロパート
- Picc. / Fl. / B♭Cl. / A.Sax.
- Trp.最高音
- 1st / G 2nd / Es
- 最少演奏人数
- 21名
- 編成
- 吹奏楽(小編成)
楽器編成
- Flute (doub. Piccolo)
- B♭Clarinet 1 , 2 (div.) & 3
- Bass Clarinet
- Alto Saxophone 1 & 2
- Tenor Saxophone
- Baritone Saxophone
- Trumpet 1 & 2
- Horn 1 & 2
- Trombone 1 & 2
- Euphonium
- Tuba
- Percussion ※3 Players~
- Timpani
- 3 Tom-toms
- Triangle
- Suzu (鈴 or Sleigh Bells)
- Suspended Cymbal
- Tam-tam
- Wood Blocks
- Chappa (チャッパ)
- Shime-Daiko (締太鼓 or Snare Drum)
- Bongo&Conga (or 和太鼓)
- Glockenspiel
- Xylophone
- Vibraphone
- Marimba
楽曲解説
この作品は、青森県・むつ市立大畑中学校吹奏楽部(工藤守生教諭)の委嘱により2012年に作曲。同年青森県中央地区吹奏楽コンクールで同吹奏楽部により初演されました。
大畑中学校のある本州最北端の下北半島は、鉞(まさかり)のような半島で、南はむつ湾、北は津軽海峡、東に太平洋、西に平舘海峡と周囲を海に囲まれています。古くから恐山に代表されるように社寺仏閣に対して信仰の厚い地域で、多くの伝統芸能や祭りが生まれました。厳しい自然環境の中で暮らす人々は、下北に根づきながらも伝統芸能を守り続けてきました。
その後、江戸時代に入り商業船である北前船航路が発達すると、各地の芸能・文化も流入し下北独自の豊潤で多彩な文化が作られました。特筆すべきは、現在もその多くが伝承されているという日本でも稀有な場所と言えましょう。
曲は、その下北の四季・春夏秋冬に生きる人々を描いた2作からなる第1曲目に当たるものです。タイトルが示す通り津軽海峡からの寒風吹く厳しい「冬」から徐々に芽生えの季節を迎える喜びに満ちた「春」の情景をテーマにしました。また、多くの伝統芸能から「おしまこ流し」「大畑祭り」「正津川光主神社 奉納獅子舞」などのお囃子を参考にしています。
ゆったりとした前半の謡(うたい)の部分は、お囃子をはっきりと使わず「冬」を自然な歌でイメージしています。一方生命感あふれる「春」の舞(まい)の後半は、テンポが徐々に速まります。春に向かう季節の移ろいへの期待感や躍動感の中にも純朴な情緒を感じて表現してください。音域は初級者でも無理のない範囲で書かれています。また、編成は15名程度でも十分演奏可能になっています。
後半に出てくるBongo、CongaやChappa(チャッパ)は、他の打楽器で代用して構いませんが、音色は伝統芸能の和楽器的なサウンドを意識して下さい。特にチャッパは、あまり流通していない楽器です。5~10インチのシンバルを使うなどそれぞれのバンドで工夫してみてください。
(福島弘和)














