小編成~中編成バンドのコンクールやコンサートの選曲にピッタリな全9作品収録。
どの作品も各作曲家の個性が光っていて、選曲用としてはもちろん、鑑賞用としてもGOOD!!
タイトルの由来は【gratias=感謝】、【cantare=歌うこと】というラテン語から。冒頭はファンファーレ調の曲想で始まり、ラストは感動的なエンディングを迎えます。歌いこむメロディーが多く盛り込まれており、歌心のあるバンドにオススメ。グレードは3.5と中学生・高校生ともに取り組める難易度です。
Gr:3.5/Time:7:58
グレード2.5と技術面が抑えられており、人数も最少8名から演奏可能です。編成が大きくなっても、表情や表現が豊かに演奏出来る様に書かれています。Tpの最高音が五線内の実音C(記譜レ)など、金管楽器の音域も配慮されており、木管楽器に多少細かい音符があるものの、指使いに慣れれば問題なく演奏出来る範囲です。中学生や小学生バンドが取り組んでも演奏効果の高い楽譜となっています。
Gr:2.5/Time:4:59
全体の構成は、緩・急・緩のシンプルな形式。『生きがいとはなにかを考えるきっかけ』という委嘱元の想いから生まれた作品です。グレード3と中学生が十分取り組める難易度。編成にあるピアノは音色や演奏効果の面からも是非加えたいところ。後半は感動的なメロディーがTuttiで奏でられた後、クラリネットソロに受け継がれ、静かにエンディングを迎えます。
Gr:3/Time:6:21
アマナは日本古代の言葉で『エネルギーの概念』、『創造の源』という意味。衝撃的なイントロから始まり、感情的で荒々しさのある前半部。命の尊さや生きる事の美しさを表現した中間部。希望に向かうエンディングとドラマティックな展開になっています。打楽器は最少3名から演奏可能です。
Gr:4/Time:9:12
元は7名の編成のために書かれた作品。全部で3曲から構成されており、1曲目は何かが始まるような予感をさせるワクワク感のある可愛いらしいマーチ。2曲目は間奏曲。3曲目は民族的な太鼓のリズムに異国の民謡のようなフレーズが何度も繰り返されるスピード感ある舞曲です。それぞれのパートは編成欄の()内に示されている楽器に置換、または同時に演奏してもよい編成となっています。
Gr:2.5/Time:6:00
原曲は木管8重奏のための作品。元の編成が木管アンサンブルですので、金管楽器は人数が少なくても演奏できるよう吹奏楽編成化にあたり、配慮されています。全曲を通してゆったりとした曲調で、メロディーの歌いこみにはテンポを揺らすなど、表現力に自信のあるバンドにオススメです。
Gr:4/Time:6:44
大編成から小編成へのリアレンジ。第一幕(前奏曲、間奏曲)、第二幕(アレグロ・ヴィーヴォ、終曲)の4曲で構成。歌のパートも楽器に取り込まれているので、歌と伴奏という発想ではなく吹奏楽作品としてアレンジされています。全編を通して美しい旋律が多く、木管楽器や中音楽器の豊かな響きを活かせるバンドへオススメです。全日本吹奏楽コンクール全国大会でも複数回演奏された実績があります。
Gr:4.5/Time:8:27
画家・星野富弘氏の画集「風の旅」をイメージして作曲された作品。穏やかで柔らかな中にも、力強さ、意志の強さを感じられる様な曲調です。小編成化にあたり、和音・声部・構成を見直し、少人数でも無理なく表現できるように配慮されました。小編成ながら豊かに響くオーケストレーションとなっています。グレード3と、中学生バンドでも取り組める難易度です。
Gr:3/Time:7:04
三国志に登場する名将、曹操の生き様と彼が残した漢詩「對酒歌太平時」にインスピレーションを受け作曲されました。戦乱を表した荒々しい場面、宴を表したスケルツォ的な場面、太平の世を夢想する終結部と場面展開にも富んだ作品です。変拍子のリズムも特徴的であり、グレード4.5と技術面に自信のあるバンドへオススメです。
Gr:4.5/Time:10:59
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