楽譜一覧

全3幕のオペラ「ばらの騎士｣は、上演時間約3時間20分。そこからほんの一部分を抜粋した約22分の組曲。

初夏の陽の光が一際輝き、緑が映え、爽やかな風が心地よい季節を描いた作品。

この編曲版では全曲の中での劇的かつ華麗で、そして美しい場面を抜粋しています。

ロマン派の香りと民族主義的な傾向も感る、過渡的な作品。室内楽的な響きが楽しめるアレンジです。

「波の穂」「蒼天の滴」「翠風の光」に続く4作目で、この曲は秋を描いた作品。らしからぬ部分にも注目。

第1幕と第2幕の様々な場面の音楽を組み合わせた編曲版。場面や音楽に合わせて"歌うように"演奏したい。

「波の穂｣「蒼天の滴｣「翠風の光｣に続く4作目で秋にあたる。委嘱シリーズ完結に伴うお別れの感傷がにじむ。

吹奏楽でも広く知られる作品。後半にE.Hrn.のモチーフが波となり、力強く押し寄せ、壮大なクライマックスへ。

原題: Aurora Awakes ／ John Mackey　→ローマ神話の夜明けの女神「オーロラ｣はよく美と光を連想させる神話の人物である。

装飾音符を伴った軽やかなメロディーや変化に富んだリズム、官能的な和声など、ドビュッシーらしい音楽満載。

ピアノ作品を吹奏楽に再構築。単なる編曲ではなく、田村氏のスパイスが効いた新たな作品となっている。

ふわりふわりと舞う蝶の姿と「恋をしている｣という言葉の響きの、優美で怪しげな印象の一致を音楽で綴った作品。

夜明けのスケッチを意味するタイトルの意図は「時代の夜明け」。パワフルな金管がカギとなる、壮大な作品。

ローマ神話に伝わる運命・幸運の女神を描いた作品。人々の運命をいつ何が起こるかわからない海になぞらえる。

演奏には高度な技術が求められる作品。各楽器間のバランスとコントラストの妙が吹奏楽版にも活かされている。

後期ロマン派の影響を色濃く反映し、巧みなオーケストレーションで圧倒的に終幕を迎える、人気の高い作品。

ポール・デュカスの最も有名な作品として知られている管弦楽曲で、磯崎敦博氏により編曲された作品。

冒頭のメロディーが展開を繰り返し壮大なコラールへと変貌する。和声展開と転調の手腕が発揮された作品。

吹奏楽のための、祝福された未来へ向かう序曲。新しい門出を祝う祝典曲として書かれた。

各楽器に細かな指示があり、演奏者の力量が試される。ドラマティックな原曲の雰囲気を残した貴重な編曲版。

映画全体を通して絵と音のマッチングが絶妙で、20世紀を代表する映画が蘇える曲。

ラフマニノフの最後の作品を打楽器などのパートを加えて第3楽章全曲を再現。