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楽曲詳細情報
- 作曲
- 長生 淳(Jun Nagao)
- 演奏時間
- 8分00秒 (約)
- グレード
- 5
- 主なソロパート
- B♭Cl. / Trp.
- Trp.最高音
- 1st:A /2nd:F /3rd:C
- 編成
- 吹奏楽
楽器編成
- Piccolo
- Flute 1 , 2 & 3
- Oboe 1 & 2
- English horn
- Bassoon 1 & 2
- E♭Clarinet
- B♭Clarinet 1 , 2 & 3
- Alto Clarinet
- Bass Clarinet
- Soprano Saxophone
- Alto Saxophone 1 & 2
- Tenor Saxophone
- Baritone Saxophone
- Trumpet 1 , 2 & 3
- Horn 1 , 2 , 3 & 4
- Trombone 1 , 2 & 3
- Euphonium
- Tuba
- String Bass
- Timpani
- Percussion ※5 players~
- Snare Drum
- Bass Drum
- 4 Tom-toms
- Crash Cymbals
- Suspended Cymbal
- Antique Cymbals
- Tam-tam
- Bamboo Chime
- Claves
- Glockenspiel
- Xylophone
- Vibraphone
- Marimba
- Tublar bells
楽曲解説
結婚を考えながらも、しかしどちらからもはっきりした意思表示のないままつきあって5年……迷ったあげくオーストラリア行きを決めた彼女が言う「ごめんなさい。もういいの」と、「○○がなあい!」と大騒ぎして探してもらっていて「あ、ここに持ってた…」という彼女の「ごめんなさい。もういいの」は、それぁ相当違いますよねえ、同じ文字面でも。
音楽でも同じことで、音符の上では一緒でも、まるで違うように演奏することもできるわけです。曲全体の主張だったり、主題の性格、その楽器に作曲家が託したイメージなどなど、楽譜に書かれていないことも感じ取って、演奏に反映させる。あるいは自然と演奏が変わっていく。それが「歌う」ということだと思います。
しかしこの「歌う」ということ、そう楽なことではないんですね。何度も繰り返される稽古のたびに「5年越しの恋に終止符を打つ女性」になりきるのが大変なのと同じくらい。この《Sing with Sincerity》は、ヤマハ吹奏楽団の委嘱で、2008年の吹奏楽コンクールの自由曲向けに書いたものですが、同楽団はその大変さにもかかわらず、常に「誠実に歌う」のです。そのことへの畏敬の念をおおもととして、この曲を書きました。
ですから、演奏上の注意といったことはここでは述べません。なぜって、指示に従っての演奏では「歌う」ことになりませんでしょう?「はい、そこで微笑んで」といわれたから見せる笑顔で、人の気持ちを惹き付けるのは難しいのと同じことです。感じて、考えて…歌ってください。ただ、ずっと職場の雄としてリードしてきた同楽団が統合前の「職場の部」に参加する最後の回、いろいろな感慨もあるだろうなあという、思いもまたこの曲にとけこんでいるということは、ご参考までに書き添えておきます。
(長生 淳)














